| おそらくは新しく選べるようになる内装のパッケージ的なものだとは思われるが |
グリーンの内装を好む人は日本ではなかなか少ない
さて、フェラーリは内外装に非常に多くのオプションを用意しており、内装に至っては通常オプションの範囲であっても15色程が揃い、しかもセンターコンソール、ダッシュボード上部/下部、ドアインナーパネル、カーペット、ステアリングホイール、シートベルト、ステッチや刺繍のカラーを選べるばかりか、シート形状や表皮の素材等についてもいくつかのバリエーションを指定できます。
加えてパーソナルオーダー「テーラーメイド」になると、そのカラー、素材、変更できる部位などが文字通り無限に広がることになり、文字通り自分だけの一台を作ることも可能となるわけですね(通常オプションの範囲内でも、他の人と被ることがないフェラーリを作ることが十分に可能)。
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フェラーリには「スペシャル・エクイップメント」なるプログラムもあるもよう
そして今回フェラーリが自身のFacebookページにて公開したのがスペシャル・エクイップメント(Special Equipment)なるもので、フェラーリいわく、これに”新しい”レザーパレットが登場したと紹介しており、となると以前からこのスペシャル・エクイップメントが存在していた、ということなのかもしれません(全然知らなかった。フェラーリは謎が多い)。
それはともかくとして、今回発表されたものは「12色からなる新しいコレクションの第一弾」とのことで、そのインテリアカラーは「ブルーとグリーンとを混ぜた、コモ湖畔のボルゴ・ディ・ベラッジオの華やかな雰囲気を彷彿とさせる、洗練された色調を持つヴェルデ・ベラッジオ(Verde Bellagio)」。
シートやセンターコンソール、フロアの一部がヴェルデ・ベラッジオのレザーで覆われ、そうとうにエキゾチックな印象を与えます(ローマ以降、こういったフロア周りのデザインが採用されるようになったが、ここをレザーにすると、乗降時などそうとうに注意しないとレザーを傷めてしまいそうだ)。
そしてダッシュボードやドアパネルの一部もヴェルデ・ベラッジオへ、そしてダッシュボードやメーター周り、ステアリングホイールなどのブラックレザー部分に施されるステッチはボディカラー同様のカッパーが使用されています(このカラーについては言及されていない)。
なかなか日本ではグリーンのインテリアを好む人は少ないようですが、欧州では意外と多いといい、ミントグリーンや深いグリーン、そしてターコイズのようなカラーまで、けっこうな数のファンがいると言われています。
今後、この「12色からなる新しいコレクション」にどういったカラーが追加されるのかわかりませんが、第一弾がイタリアの景勝地をモチーフとしているところから見るに、今後発表されるカラーも同様の方向性を持っていると考えてよく、これらは先般発表された、「フェラーリ・カヴァルケード10周年」を記念した特別塗装色や内装色にインスパイアされたものかもしれませんね。
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参照:Ferrari