
Image:Ferrari
| フェラーリ296GT3は現時点においても「非常に成功したレーシングカー」のひとつである |
実際のところ、フェラーリの「V6」は非常に成功しているが
さて、フェラーリが2025年シーズンを戦うル・マン・ハイパーカー「499P」、そしてF1マシン「SF-25」の発表に続き、今年のGTワールドチャレンジヨーロッパ・エンデュランスカップを戦う296GT3、そしてその体制を公開。
なお、カラーリングは499P同様のレッドとイエロー(F1ではレッドとホワイトだった)、そしてカーナンバーも499Pと同じ「50」「51」を採用しています。※「耐久」という共通性のほか、V6という共通性を強調するためだと思われる
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フェラーリ296VS(ヴェルシオーネ・スペチアーレ)はやはり296GT3に近いルックスに?
これらフェラーリ296GT3はAFコルセ フランコルシャン モータースから競技へと参戦することになりますが、昨年は同チームそしてアレッサンドロ・ピエール・ギディとアレッシオ・ロヴェラによってチームのタイトルとドライバーズタイトルの獲得がなされています。
そして今年はその成功をさらに「積み増し」すべく戦うこととなり、カーナンバー51をドライブするのは昨年のチャンピオンであるアレッサンドロ・ピエール・ギディとアレッシオ・ロヴェラ、そしてここに加わるのはビンセント・アブリル。
一方でカーナンバー50をドライブするのは今回新しく起用された公式フェラーリドライバー、アントニオ・フオコとアルトゥール・ルクレール、そして2023年のフェラーリ・チャレンジ・ヨーロッパ・トロフェオ・ピレリチャンピオンであるエリセオ・ドンノ。
なお、今年からフェラーリは「スプリントカップ」に参戦することもアナウンスされており、こちらを戦うのはアレッシオ・ロヴェラ、ビンセント・アブリル、アルトゥール・ルクレール、さらにはトーマス・ノイバウアーだと紹介されています。
今回はレーシングカーそのものについての紹介はありませんが、これまでの296GT3(下の画像)とは大きな変更がないように思われ、そしてこの296GT3に採用されているエアロパッケージや構造は(近日中に登場すると思われる)296GTBのハードコアバージョン、296VSに採用されることになるのかもしれませんね(たしかに296VSのスパイフォトではその共通性が感じられる)。
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参照:Ferrari