
Image:Ferrari
| フェラーリは「グラデーション」に加え「カラーカーボン」「マット」仕上げの導入に対しても慎重であったが |
おそらくは今後こういった「グラデーション」が増えてゆくものと思われる
さて、フェラーリが自社によるパーソナライゼーションプログラム「テーラーメイド」にてカスタムした296GTSを公開。
この296GTS最大の見所は「レッドとブラックとのグラデーション」を持つということで、ホイールはこのカラーリングを最大限に目立たせるようにグロスブラック、そしてブレーキキャリパーもブラック、さらにはホイールセンターキャップもブラック(あるいはカーボンファイバー)仕上げ。
-
-
一見すると「通常のアセットフィオラノ」。贅沢にテーラーメイドを活用したフェラーリ296GTSが公開
| 今までのテーラーメイド車両とは「お金のかけどころ」がちょっと違う | おそらくオマージュ元は過去の特定のレーシングカーだと思われる さて、フェラーリが自社のパーソナリゼーションプログラム、「テーラ ...
続きを見る
「グラデーション」仕様のフェラーリ296GTSはこんな仕様を持っている
そこでこのグラデーション仕様を持つフェラーリ296GTSを見てみると、「ボディ上半分がブラック、ボディ下半分がレッド」。
テールパイプはブラックフィニッシュ、ただし跳ね馬(プランシングホース)は標準の「クローム」バージョンのままとなっています(テールランプや可動式リアスポイラーあたりのカラーリングが新鮮である)。
Image:Ferrari
グラデーション仕様のフェラーリ296GTSのインテリアはこうなっている
そしてこちらはこのフェラーリ296GTSのインテリア。
シートにはポルトローナ・フラウ製のブラックレザーにレッドステッチ、そしてブラックとレッドのスウェード製が用いられ、「グラデーション」とはゆかないまでもエキゾチックな仕上がりとなっているようですね。
Image:Ferrari
なお、フェラーリはこういったグラデーションを採用することに対してはかなり慎重で、たとえばマクラーレンやランボルギーニが比較的早い段階でグラデーションを取り入れたのとは対照的。
さらには「カラーカーボン」「マット」についてもほかのライバルに遅れての導入となっているようですが、その理由としては「フェラーリのトッププライオリティは”走り”にあるから」なのかもしれません。
合わせて読みたい、フェラーリ「テーラーメイド」関連投稿
-
-
フェラーリのパーソナライゼーションプログラム「アトリエ」「テーラーメイド」とは何なのか?いずれも顧客の個性や好みを反映させることが可能であるが「範囲が異なる」
| 「アトリエ」は基本的に”あらかじめ用意された選択肢”から仕様を選び、「テーラーメイド」は選択肢そのものを”作る”ことからはじまる | しかしいずれも「非常に特別な体験」であることに代わりはない さ ...
続きを見る
-
-
フェラーリがテーラーメイドによって仕上げた812コンペティツォーネAを公開。ボディカラーは「シチリアの真珠」と呼ばれるタオルミナをイメージ
Image:Ferrari | このロッソ・タオルミナはカヴァルケード開催10周年記念カラーである | よほどの数のフェラーリをオーダーせねばこの「渋い仕様」は選べない さて、フェラーリがテーラーメイ ...
続きを見る
-
-
フェラーリが「テーラーメイド」最新作を公開、「モータースポーツのヘリテージ」を812コンペティツォーネ上にて再現
Image:Ferrari | フェラーリには「モチーフ」となる様々なヘリテージが存在する | そしてどのオーナーにとっても感情移入できるストーリーが存在する さて、フェラーリが自社のパーソナリゼーシ ...
続きを見る
参照:Ferrari