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なぜだッ!英メディア「新型フェアレディZは2020年末まで発表されない」。最近までは「すぐ発表されそう」な雰囲気だったが

2020/08/30

| プラットフォーム、エンジンはすでに日産が保有するものを使用して手早く開発するというウワサだったが |

さて、新型フェアレディZの投入を正式にアナウンスした日産自動車。

より競争力を増すための計画、「NISSAN NEXT : From A to Z」も公開され、これについては4年の事業年度をかけ、つまり2024年3月31日までに達成する予定です。

この計画の中には「18ヶ月の間に、12の新型車(既に発表されたアリア等いくつかのモデルも含む)を発表」というプランも含まれていますが、最新の報道によれば、日産はSUVの発表を先に行い、フェアレディZの発売は後になる、とのこと。

今のところ日産から公式に発売時期のコメントはない

この報道は英国Auto Expressによってもたらされたものですが、これによると「新型フェアレディZの発表は2022年末で、実際に納車されるのは2023になる、とされています(ちょうど370Zの15周年にあたる)。

なお、ちょっと前に、日産のグローバルプロダクト・ストラテジーを担当するイヴァン・エスピノザ氏によると「新型フェアレディZはもう時期発表される」ということだったので、「2022」というのはかなり驚かされる内容でもありますね。

実際のところ未だ新型フェアレディZのプロトタイプは目撃されておらず、日産は「ローグ(エクストレイル)」「アリア」「マグナイト」「キャシュカイ」等SUVラインアップの拡充を急いでおり、それはもちろんSUVのほうがスポーツカーよりもずっと売れるからだと思われます。

もちろん新型フェアレディZも大きな話題を呼ぶことは間違いなく、それによって(販売の多寡にかかわらず)日産のイメージを押し上げることになろうかと思われるものの、やはり実利という点では「SUV発売には遠く及ばない」のかもしれません。

新型フェアレディZの開発にはさほど時間やコストはかからない?

新型フェアレディZについて、今のところウワサされているのは「現行プラットフォームを改良して使用し、搭載するエンジンはスカイライン400Rに積まれる3リッターV6ツインターボ(400馬力)。

トランスミッションはATに加えてマニュアルも用意されると言われ、この組み合わせは市販車にはないものの、ワンオフながらも「クラブスポーツ23」として実現したことも。

つまりは「今あるもの」「作ったことがあるもの」を使い回すということになり、開発コストとしては「ブランニューモデルよりも圧倒的に低い」とも考えられます。

よって素人的には「もっと早く開発できるんじゃないの」とも考えてしまいますが、もちろん日産には日産の事情があるのでしょうね。

参照: Auto Express

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