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| 日本のメーカーはモバイルアプリ系に弱く、アメリカ人の求める基準に達していないようだ |
アメリカン・カスタマー・サティスファクション・インデックス(ACSI)による、自動車メーカーの満足度調査が公表され、予想通りレクサスがトップに。
なお、他社の調査ではヒュンダイやキアが上位に来るケースが見られますがlACSIの調査結果だとけっこう下に位置しており、この内容のほうが「自分の感覚に近い」と考えています。
ここで、今回の内容についてその詳細を見てみましょう。
27自動車ブランドのランキングはこうなっている
そしてACSIによる「満足度調査」の結果は下記の通り。
2018年に比べて21ブランドがポイント(100点満点)を落としており、逆に「上がった」のはメルセデス・ベンツ、インフィニティ、シボレーの3ブランドで、「変わらなかった」のはBMW、ラム、フォードの3ブランド。
1.レクサス・・・84 2.メルセデス・ベンツ・・・83 3.アウディ・・・82 4.BMW・・・82 5.ホンダ・・・82 6.インフィニティ・・・82 7.リンカーン・・・82 8.スバル・・・82 9.ボルボ・・・82 10.キャデラック・・・81 11.トヨタ・・・81 12.シボレー・・・80 13.ラム・・・80 14.ビュイック・・・79 15.ヒュンダイ・・・79 16.アキュラ・・・78 17.GMC・・・78 18.フィアット・・・77 19.フォード・・・77 20.マツダ・・・77 21.フォルクスワーゲン・・・77 22.ジープ・・・76 23.キア・・・76 24.三菱・・・76 25.日産・・・75 26.ダッジ・・・74 27.クライスラー・・・71 |
ほかの調査だとメルセデス・ベンツがけっこう低く、上述のようにヒュンダイが高く出ることがありますが、今回の調査だと「逆の結果」に。
そしてホンダの高級ブランド「アキュラ」は16位とけっこう低く、これは「レクサス」とは対照的。
つまりアキュラは高級を標榜したのに満足度が低く、このままではブランドが上位移行できない(高価格帯のクルマを発売しても売れない)だろう、ということがわかります。
逆にレクサスは評価が高いため、レクサスが提供するものと、顧客がお金を払って購入したクルマとが「マッチ」していると思われ、路線として”間違いはない”のでしょうね。
そのほか、各ブランド間であまり差はなく、ちょっとしたことで順位が入れ替わることもありそうです。
ここ5年のトレンドはこうなっている
そしてこちらは、その自動車メーカーの「地域別」トレンド。
「欧州(グレー)」「日本/韓国(紺)」「アメリカ(ブルー)」の自動車メーカーを比較したものでsyが、欧州の自動車メーカーは2015年に比較してポジションを上げ、日本/韓国(一緒にされるとは心外だ)は逆に下げていることがわかります。
そしてこちらはアメリカ国内の自動車メーカー。
GMが頑張っているようですね。
調査項目はこうなっている
そして調査項目ですが、下記の通り。
特定の調査で韓国勢のランキングが高いのは、おそらく「調査項目を把握し、高い点が取れるようにクルマを作っている」ためだと考えています。
・ドライビングパフォーマンス(ハンドリング、ブレーキング他ドライバビリティ) ・快適性(シート、静粛性) ・インテリア(広さ、積載性、機能、素材) ・安全性(シートベルト、エアバッグ、ヘッドレスト、ABS、警告など) ・信頼性(エンジン含む故障、パーツの破損など) ・外装(塗装、パーツ、スタイル) ・モバイルアプリの充実度 ・モバイルアプリの信頼性 ・ウエブサイト ・テクノロジー(カーナビ、オーディオ、ディスプレイ、コントロール系) ・保証 ・燃費 |