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豪州にて新型ランドクルーザーを「ピックアップトラックに」カスタムするショップが現れた!3種類のオプションがあり、すでに2台はカスタム済み、5台が待機中

2022/07/18

豪州にて新型ランドクルーザーを「ピックアップトラックに」カスタムするショップが現れた!3種類のオプションがあり、すでに2台はカスタム済み、5台が待機中

| 現地では実用品としてのカスタム需要があるようだ |

ハイラックスを購入したほうがずっと安そうだが、この改造は「ランクルの走行性能を見込んで」のことなのだと思われる

さて、オーストラリアのクリエイティブ・コンバージョンなるショップがトヨタ・ランドクルーザー(LC300)のコンバージョンを開始してちょっとした話題に。

コンバージョンの内容としてはキャビン後半を切り取って、さらにはラダーフレームをいったん切断し延長した後に荷台を載せるというものですが、クリエイティブ・コンバージョンではその用途に応じて3種類のオプションを用意している、とのこと。

なお、オーストラリアでは実需としてのピックアップトラックの人気が高く、マツダもピックアップトラックを導入しているほか、現地のスズキ正規ディーラーがジムニーのトラック化というオプションを用意しているほどです。

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ランドクルーザーの「トラック化」はこうやって行われる

そこでこのトラック化の工程を見てみたいと思いますが、まずは車体リア周りをこんな感じで分解。

バンパーやテールランプ、内張り、バックドアなど外せるものは全部外してしまいます。

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そしてカットする位置をマークし・・・。

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ズバっとカットして取り外しますが、さすがボディオンフレーム構造を採用するだけあってモノコックに比較するとかなりきれいに分離できるようですね。

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切り取った状態はこう。

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さらにはランドクルーザーのラダーフレームも延長

いかにボディ後半を切り取りラダーフレームが露出したとしても、この上に荷台を載せるには長さが足りず、よってフレームも思いっきり切断開始。

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こんな感じで完全に分離した後、これを延長して溶接を行うわけですね。

なお、同ショップではホイールベースを700〜800ミリ延長することができるといい、こrwによって全長1,800ミリ〜2,100ミリまでの荷台を載せることが可能となります。

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そしてこちらがフレームを延長した状態。

後部ドアはそのまま維持してダブルキャブ形状となっていますが、キャビン後部にはオリジナルのリアウインドウが取り付けられており、まるで「最初からこうだった」かのような仕上がりです。

なお、後部ドアの下にはリビアンR1Tのような小物入れスペースも。

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横から見るとこう。

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そして荷台を載せるとこんな感じ。

荷台横には小物入れが設置され、荷台の下にはスペアタイヤが装着されるという実用的な仕様となっています。

荷台そのものは頑強そうなパイプ、そしてステンレススティール製のパネルにて成形されているようですね。

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なお、このカスタムによって車体総重量も増加し、これによって最大積載量も300kg増え、牽引能力も3,800kgから4,495kgへとアップグレードされる、とのこと。

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このコンバージョンにかかるコストは58,300オーストラリアドル(日本円で約550万円)からに設定されており、もちろんベースとなる車両は「抜き」の価格です。

つまりベース車は依頼者が持ち込むと必要があるわけですが、すでに2台のコンバージョンが完成し、現在5台が作業街だとされ、けっこうな要望があるということもわかりますね。

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参照:Creative Conversions

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