新型ランドクルーザー（LC300）向けの「ハードコアな」カスタムパーツ登場！悪路走破性と車体保護性能が格段に向上

｜　開発と発売はオーストラリアの4WD専門チューニングカンパニー。現地では実需としてこれらパーツが求められそう　｜

新型ランクルはインタークーラーの位置が低く、悪路走行には対策が必要らしい

さて、オーストラリアのオフローダー専門チューニングカンパニー、TJMがはやくも300系ランドクルーザーのチューニングプログラムを公開。

これまでにもいくつか新型ランドクルーザーのカスタムが提案されているものの、ここまでエクストリームに悪路走破性を強化したものはほかになく、その内容はこれまでにないほど充実したものとなっています。

これらカスタムパーツはすべて「究極の実用性を追求」

今回TJMが紹介するパーツはオーストラリアの大地を走り抜けるためのものだといい、公表されたデモカーには現在開発を完了したすべてのパーツを装着済み。

その中でも最大の目玉は「エアバッグとADASセンサーに対応したブルバーを内蔵した（ステンレス製）メタルバンパー」。

せっかく多数のエアバッグを内蔵していても、衝撃を感知するセンサーが働かなければそれらが展開することはなく、しかしこのメタルバンパーはちゃんと衝撃をセンサーに伝えることができる、ということになりますね。

加えてこのバンパーの装着によってアプローチアングルが大きく改善しているもよう。

そしてブルバーには「アウトバックバー」なるオプションが用意され、スチール製ウインチフレーム、8,000kg級のリカバリーポイント、LEDドライビングライト、フォグランプ、ウインカーを追加装備することが可能です（カラー指定も可能）。

なお、TJMでは「新型ランドクルーザーのインタークーラーの位置は比較的低く、よって車体下部の保護のためにもアウトバックバーを強くオススメ」しているようですね。

そしてスキッドプレートとアンダーボディガードももちろん「飾り」ではなく、「どんな岩からも」車体を守る、と紹介されています。

なお、ブルバーとサイドステップをつなぐフェンダー上部のエクステンションは、さらなる保護機能を提供するといい、これは他ではあまり見かけない構造でもありますが、けっこう画期的なのかもしれません。

そのほかAirTec製シュノーケル（開口部が広くエアフローが向上している）やルーフラックも装着され、ルーフラックにはLEDバーやショベル、収納式テントなど様々なアクセサリーやギアを取り付けることが可能です。

さらにTJMでは足回りのアップグレードも実施しており、多段速度制御バルブ付きツインチューブショックアブソーバーと特注のアッパーコントロールアームを備える「XGSサスペンション」、そしてブラックペイントされたビードロックホイールに装着されたオフロードタイヤとリフトアップキットによって地上高はさらにアップし、あらゆる地形に対応可能だとしています。

これらパーツについては2022年に発売される予定だそうですが、今のところ価格についての情報はなく、追って公開される見込みです。

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参照：TJM