内装イメージは「フェラーリ本社の外観」？新色ロッソ・ボローニャとイエローアクセントを持つフェラーリ・ローマ

｜ 最近のフェラーリは「タイムレス」を強く意識しているようだ ｜

まだまだシックなカラーコンビネーションを持つフェラーリは少ないが、今後増えてくる可能性も

さて、フェラーリが新しいインテリアカラーを追加したと発表。

これは「ロッソ・ボローニャ」と呼ばれるカラーで、フェラーリやランボルギーニ、マセラティ本社のあるボローニャをイメージしたものだと紹介されています。

なお、このボローニャは「赤レンガ」にて多くの建物が作られており、「ボローニャの斜塔」に登って上から街を一望するとその「レンガっぷり」がわかりますね（登るのはしんどかったな・・・）。

ちなみにですが、その土地の風景における印象を決定するのは「土（砂）と植物」だと考えていて、これらによってその地方のイメージが大きく変わる、とも認識しています（土が白い地域ではまたぜんぜん違う風景が広がる）。

「ロッソ・ボローニャ」採用のローマのインテリアはこうなっている

そしてこちらがロッソ・ボローニャのインテリアを持つフェラーリ・ローマ。

ダッシュボードのロワー部、シートのカラーが「ロッソ・ボローニャ」となっていることがわかりますね。

フェラーリいわく、このロッソ・ボローニャはタイムレスな雰囲気を表現したものだとも紹介されており、その意味では優雅でクラシカルなルックスを持つローマにマッチしているように思います。

インテリアのアクセント、フェラーリの跳ね馬エンブレムには「イエロー」。

ちなみにこのイエローはフェラーリ本社所在地であるモデナ市のカラーでもあり、そのためフェラーリのカンパニーカラーも（実は）イエロー。

こちらはフェラーリの本社正門ですが（このときはフェラーリオーナーではなかったので中に入れてもらえなかった）、たしかにボローニャっぽい赤いレンガ、そしてイエローの「Ferrari」そしてフェラーリのエンブレムが見え、まさにこのローマの内装がこれらを表現しているかのようですね。

今後、ロッソ・ボローニャはフェラーリ全モデルにて選べるように

フェラーリによれば、今後このロッソ・ボローニャはフェラーリ全モデルにおいて選べるようになるそうですが、現時点ではローマ、そしてほかモデルのカーコンフィギュレーターにこのカラーは反映されておらず、今後追加されるか、もしくは「特別オプション」のたぐいにて選べるようになる可能性もありそうですね。

ちなみにですが、フェラーリの内装は比較的シックなカラーが（標準ラインアップだと）多く、唯一ビビッドなカラーはロッソ・フェラーリであり、そのほか赤系だとボルドーが用意されていて、ここに新しくロッソ・ボローニャが加わるということなるのかもしれません。

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参照：Ferrari（Facebook）