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高額落札相次ぐ中、「あまり価格の上がらなかった」エンツォフェラーリ。レストア済み、保証書付きなのになぜ?

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フェラーリの高額落札が相次いだRMサザビーズ開催のオークションですが、その一方で「あまり価格が上がらなかった」フェラーリも。
その一つが画像の「ブルー・ツール・ド・フランス」にペイントされたエンツォフェラーリ。
2億7000万円、と予想落札価格の2億3000万円を上回ったものの、現在の相場からすると「破格」に安いと言えそうです。

エンツォフェラーリは日本人デザイナー、ケン・オクヤマ氏がデザインしたことでも有名ですが、もちろん「5大スペチアーレ」の一角をなすことでも知られます。
「5大スペチアーレ」はフェラーリが公式に認めたものではなく、あくまでもマーケットから自然発生した俗称ではありますが、誰がどう選んでもこうなるだろう、という組み合わせ。

最も古いものは1984-1986年の288GTOで、272台のみが製造。
相場としては3億円程度ですが、めったに売り物が出ないのも特徴で、そしてこのモデルのみが「レースのホモロゲーションとして」製造されたというバックボーンを持ちます。

その次は1987年発売、1411台製造のF40(フェラーリ創業40週年記念)。
次いで1995年発売、349台製造のF50(フェラーリ創業50週年記念)。
そして今回のエンツォフェラーリですが、399台が製造されています(フェラーリ創業55週年記念)。
その後は2013年発売のラ・フェラーリ(499台+1台)、そして2017年のラ・フェラーリ・アペルタ(209台+1台)。
ラ・フェラーリは「何周年記念」という記念モデルではないものの、ラ・フェラーリ・アペルタは「フェラーリ創業70週年記念」という看板を公式に持つのも特徴(ラ・フェラーリ・アペルタまで入れると、そろそろ”6大スペチアーレ”と呼び方を変えねばならない)。

なお、これらスペチアーレの相場でもっとも高額なのは台数の少ない「ラ・フェラーリ・アペルタ」。
チャリティー名目とは言え10億円を超える価格で落札されており、これが一つの目安になるのは間違いなさそう。
そしてラ・フェラーリもどんどん価格を上げており、やはりチャリティー向けでは8億円という記録がある他、オークションではありませんが、10億円を超える価格で販売されていたことも。

その次がエンツォフェラーリ、288GTO、F50、F40という順ですが、おおよそ最近の相場だと4億円前後だったエンツォフェラーリが「2億7000万円」というのはかなり割安だと言えます。

この個体は再塗装されたものではありますが、ちゃんとフェラーリ本社のレストア部門(フェラーリ・クラシケ)で塗装されたもので、保証書も付属したもの。
不人気の理由は定かではないものの、ボディカラーが関係しているのかもしれませんね(やはりフェラーリではレッドの人気が高く、次いでブラックの価格が高い模様)。

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