| エアロパーツは現在鋭意開発中、おそらくはほかモデル同様にアグレッシブなものが出てくるだろう |
さらに他社からも大量にフェラーリ296GTBのカスタムパーツが出てきそう
さて、フェラーリやランボルギーニ、ロールスロイス、マクラーレンといったハイエンドカーをガッツリとカスタムすることで知られるノビテック(NOVITEC)。
マンソリーとは異なってパフォーマンスに特化する傾向があることが特徴ですが、今回ノビテックがフェラーリ296GTBのチューニングプログラムを公開し、38馬力出力を向上させて868馬力にまで達したとアナウンスしています。
なお、296GTBはようやく納車が開始されたところでもあり、これから様々なチューナーがそのカスタムに名乗りをあげるのは間違いなさそうですね。
-
参考スーパーカー女子、全米で最初のフェラーリ296GTBが納車。そのまま峠へと走りに出かけた後にさっそく分解→世界初のカスタムマフラーを取り付ける【動画】
| しかしながら交換したエキゾーストシステムを「不正」と認識されギアを入れることができず「不動」に | それでもECUのクラックにて状況の打破を目論むところは男前 米在住のユーチューバー、エミリア・ハ ...
続きを見る
ノビテックによるフェラーリ296GTBのチューニングメニューはこうなっている
今回ノビテックが発表したフェラーリ296GTB向けのメニューは限定的であり、ECUや排気系、そして足回りにとどまっており、エアロパーツについては「鋭意開発中」とのこと。
その内容を見てみると、ハイパフォーマンス・エキゾースト・システム、スポーツ触媒、エアフローを最適化したターボ・インレットが紹介されており、これらによって「抜け」を改善することで出力の向上を図っているもよう。
なお、フェラーリ296GTBでは「社外品へと」エキゾーストパイプを交換すると、エラーが出て出力が制限されたりギアが(Nから)動かせなくなったりする例が報じられており、しかしノビテックはこれを回避したということになりそうです(そのあたりは蓄積されたノウハウが影響しているものと思われる)。
外観は手つかずではあるものの、ローダウンスプリングによって車高が落とされ、スペーサーにチタンボルトといったパーツもリリースされています。
ホイールはNF8、NF9、NF10の3タイプが用意され、いずれもフロントが20インチ(9.5J)、リアが21インチ(11.5J)。
カラーはオーダーにて「いかようにでも」変更可能とのこと。
フェラーリの純正ホイールは基本的に「5本スポーク」デザインを持ち、かつあまりシャープな構造を持つものがなく、よって(マルチスポーク、かつCNA加工の)社外ホイールに交換するとかなり新鮮に見えますね。
エキゾーストシステムが交換されることでテールパイプ形状が丸二本出しへと変更され、それにあわせて周囲のメッシュも専用品へと入れ替えられることに。
なお、このテールパイプはカーボンファイバー製もしくはステンレス製を選択できる、とのこと。
触媒は「スポーツタイプ」へと変更されますが、ノビテックではフラップ開閉システム、そして「触媒レス」ストレートパイプも用意しています。
インテリアについては「ノーマルのまま」ではあるものの、ノビテックによれば「いかなる要望にも応えることが可能」だとしており、貼り替え含むフルカスタムにも対応可能です。
ノビテックによってカスタムされたフェラーリ296GTBを紹介する動画はこちら
合わせて読みたい、ノビテック関連投稿
-
ノビテックがフェラーリSF90スパイダーをチューンし1,000馬力から1,109馬力へ!0-100km/h加速はシロンよりも速い2.4秒
| カーボンパーツも多数装備され、ノビテックらしい仕上がりに | ただしフェラーリの保証を捨てる覚悟でないとここには飛び込めない さて、最近のクルマ、とくにハイパフォーマンスカーはその完成度が(パワー ...
続きを見る
-
ノビテックがさっそくランボルギーニ・ウラカン・テクニカのカスタムを発表!インコネル製のエキゾーストには金メッキを施すことも可能
| ランボルギーニ・ウラカン・テクニカはあらゆる意味で「特別な」ウラカン | さすがにノビテックもこのクルマに大きく手を入れようとは考えなかったようだ さて、新型スーパーカーやハイパフォーマンスカーの ...
続きを見る
-
ノビテックが「フロントスクリーンなし」のハイパーカー、マクラーレン・エルバを904馬力にまでチューン!たぶんドライバーが耐えられないだろうな・・・。
| マクラーレン・エルバは「一度は運転してみたい」クルマだが、ヘルメットがなければ怖くて乗れない | 新車時には完売するのに苦労したようだが、現在では相応のプレミア価格にて取引がなされている さて、マ ...
続きを見る