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アストンマーティンがガレージ付き8億円豪邸を発売!なぜアストンは自動車以外のビジネスに熱心なのか?

2020/10/08

| もうじき、自動車のみでは会社が成立しない時代がやってくる |

アストンマーティンが米シルヴァン・ロック(マンハッタンからクルマで2時間くらいのところらしい)に8億円の豪邸を建設して販売を開始した、との報道。

これは建築会社、S3アーキテクチャとのコラボレーションによって進められたプロジェクトで、55エーカーの敷地の上に建てられている、とのこと。

画像をみると山の傾斜を利用した構造を持っており、ガラスとウッドを多用した自然で明るい雰囲気を持つようです。

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いくつかの「ポッド」からなる構造が特徴

すばらしい家であるように見えますが、いつもぼくが不思議に思うのは、「周囲に民家がないような孤立した状況において、こういった”いかにもお金持ちっぽい”家に住むのは危険ではないか?」ということ。

さらには文字通り「ガラス張り」なので、外部から生活パターンや家族構成を容易に知られることにもなりそうですね。

よく映画にもこういった家が出てきますが、ぼくがこういった家に住むことになるとすれば(経済的に住むことはかないませんが)ちょっと無用心で怖いなあ、と思ったりします。

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それはさておき、セキュリティ的な不安を除けば「ぜひ住んでみたい」と思わせる構造を持っており、ガレージはこういった感じ。

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プールも完備。

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中庭も備えます。

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なお、この家は「ポッド」と呼ばれる部屋単位の仕切りが特徴で、これによってパーソナルスペースを確保し、来客を泊めたとしてもプライバシーをお互いに確保できる、とされています。

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ガレージもいくつかの「ポッド」に分かれていて、クラシックカー、そして現行車スペースに分かれています。

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なお、アストンマーティンはちょっと前にも「007の秘密基地風」高級住宅のコンセプトを公開したこともありますね。

アストンマーティンはなぜ自動車以外のビジネスに乗り出すのか?

なお、アストンマーティンは「潜水艦」「タワーマンション」「ヘリコプター」「バイク」「自転車」など様々なビジネスに進出していますが、そこで気になるのが「なぜ本業の自動車以外のことをやるのか」。

本業の自動車については不振も伝えられ、他のことなんかやってる暇ないんじゃないの?という感じでもあり、しかし以前にアストンマーティンが述べたところでは「アストンマーティンは、富豪が求める製品について、すべてを網羅する」。

要はプレミアムブランドとして、その顧客のライフスタイルをすべてカバーしたいということなのだと思われ、しかしその背景には「将来的に、自動車の販売のみでは会社が乗り立たなくなる」という危機感を持っていたのかもしれません(これが正解なのかどうかを判断するには、もう少し時間を要しそう)。

実際のところポルシェも「今後は自動車だけでは会社が成り立たなくなる」としており、これは自動車業界全体の抱える悩みなのかもしれませんね。

なお、そういった将来に備え、フォルクスワーゲンなど大衆車メーカーは「カーシェアリング」を視野に入れた公共交通機関となることを目指し、そしてジャガーやロールスロイスは「個人で自動車を持たないのが当たり前になった世の中で、ごく一部のお金持ちだけが自分のクルマを所有するようになったとしても」購入してもらえるようなクルマを開発する方向へ動いていると報じられており、今後自動車業界は大きく揺れ動くことになりそうです。

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