| 11月5日には実際に「アストンマーティン初のバイク」が発表されるらしい |
アストンマーティンが「バイク(モーターサイクル)」事業に参入。
アストンマーティンは「富裕層(セレブ)の求める欲求はすべて満たす」とし、ハイパーカー(ヴァルキリー、ヴァルハラ)のほかブランド初のSUVであるDBXを発売するほか、潜水艦やタワーマンションビジネスにも参入済み。
さらには個人向け航空機のコンセプトも披露しており、近いうちにこちらもなんらかのアナウンスがあるのかもしれません。
そこで今回のバイクですが、製造を行うのはBrough Superior(ブラフ・シューペリア)で、これは英国のバイクメーカー。
あまりのこだわりようから「バイク界のロールスロイス」と呼ばれ、1919年から1940年にかけてオートバイを製造し、SS80やSS100といった名車を生み出しています。
「アラビアのロレンス」にも登場したことで知られるものの1950年代には会社を閉じ、その後2013年辺あたりに復活がアナウンスされていたものの、まさかアストンマーティンと手を組むことになるとは、という感じですね。
なお、アストンマーティンは潜水艦についても専業のトリトン社へと製造を委託しており、クルマ以外は自社ではなく専業メーカーに開発を依頼することでそのコストを抑えているようですが、数量もそこまで出る前提ではなく、あくまでも「限られたアストンマーティンの顧客へ提供する」ことを目的としているのかもしれません。
ブラフ・シューペリアは理想的なパートナー
上述の通り、アストンマーティンは「富豪向け」ビジネスを強化しているということになりますが、今回のパートナーであるブラフ・シューペリア(ブラフ・シューペリアとも言われる)はまさにうってつけ。
そのバイクは当然ながら少量生産に抑えられ、「パフォーマンスとデザインとのカンパ機なバランスを持つ」とのこと。
そしてこのプロジェクトは、バイクマニアでもあるアストンマーティンCCO、マレク・ライヒマン氏の発案でもあるようですね。
なお、このバイクについて公開されているのは一枚のスケッチのみ。
これを見るだけでも非常に美しいスタイルを持つことがわかりますが、シングルシーターレイアウトを持ち、アストンマーティンいわく「先進的な技術と、厳選された素材が使用される」。
そして驚くべきことに11月5日から開催されるEICMAにてこのバイクが公開されるといい、つまりは「もうプロトタイプが完成している」と考えて良さそう。
アストンマーティンはこんなビジネスにチャレンジしている
アストンマーティンが様々な「富裕層ビジネス」に参入していることは上で述べましたが、これは超豪華ともいうべきもので、部屋数は391、一番小さい部屋でも「4ベッドルーム」、価格は約7200万円から56億円まで。
そして潜水艦は1艇4億5000万円。
さらには個人用の高級邸宅コンセプトも提案済み。
発売間近、DBXのオプションには「ハンティング用」のガンラックが用意されるなど、こちらも貴族的ですね。
アストンマーティンがDBXの貴族的オプションを公開。そして”ピンク”のDBXがリークされる
VIA:AstonMartin