| アストンマーティンは富裕層のライフスタイルをプロデュースする方向へ |
アストンマーティンは「ヴァルキリー」「ヴァルハラ」と立て続けにハイパーカーを発表していますが、一方では「パーソナル潜水艦」や「超高級タワーマンション」事業にも進出しています。
その意図としては、「富裕層のライフスタイルをプロデュースする」というもので、つまりは富裕層が求めるものであればなんでも提供してゆこう、というのがアストンマーティンのスタンスのようですね。
今度はアストンマーティン風「隠れ家」を提供
そして今回、アストンマーティンが紹介するのは「ギャラリー兼隠れ家」。
アストンマーティンはパーソナリゼーション部門として「Q(映画「007」の兵器開発部門になぞらえている)」を持ちますが、その「Q」がウルトラリッチ層のために考えたのが今回のガレージとなります。
ただ、実際に特定の場所にこれを建設するというわけではなく、アストンマーティンが今回のようなコンセプトを示し、それに共感したオーナーがアストンマーティンとの共同にて「理想のガレージ」を作り上げることをイメージしているようですね。
こちらは「ギャラリー」。
自身のクルマを「芸術作品のように」展示することを考えているそうで、ヴァルハラ、DB5、そしてヴァンテージが確認できます。
世の中には想像を絶するお金持ちがいるので、こういったガレージでも「難なく」再現できる人もいそうですね。
そしてこちらはリビング。
親水設計を持ち、暖炉やデスク、ソファも見えます。
そして中央にあるのはチューブ状の水槽で、中の「空間」にヴァルハラが鎮座。
そしてクルマはエレベーターにて地上へ。
そこからそのまま走り出すことが可能に。
現在でもマイアミやドバイのタワーマンションには「車ごと」部屋に入れる物件がありますが、ここでぼくがいつも気にするのが(実際には購入できるお金がないので心配しても無駄ですが)排気ガスや熱。
つまり部屋の中が排ガス臭くなったり、やたら暑くなったりするのではということですが、しかし「プラグインハイブリッド」もしくは「エレクトリックカー」であればそういった心配も非常に少ないのかも知れませんね。
ただ、ガソリン車にせよ、EVにせよ、部屋の中に「爆発の可能性がある製品」を入れていることに変わりはなく、非常に稀だとは思うものの、「何かあると怖いなあ」とは考えてしまいます(ある意味では、エレクトリックカーのほうがガソリン車に比較して爆発の可能性が高いかも)。