■近況について ■駄文(日々考えること)

ビットコインとアップル株売って全部「金」へと再投資することにした。ボクは収入をこういった感じで「投資」と「消費」に使い分けている

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| ボクは基本的に働きたくないので「お金にお金を稼いでもらう」ようにしている |

そして用途によって投資対象やその性格を切り分けている

さて、日米の株高、ビットコイン含む暗号資産の急騰がなにかと世間を騒がせていますが、今回ぼくはポートフォリオを整理し、アップル(米国株)とビットコインをすべて売却して金を購入することに。

なお、アップル株を売るのは「もうアップルに先がない」と踏んでいるためで、アップルはスマートフォンやその他の市場を自ら開拓こそすれ、その市場になだれこんだフォロワーに対抗できず、かつ新しいサービスも「次なる柱」に育たない上、パーソナルコンピューターにおいては市場が縮小する一途であり、そしてアップルカー(プロジェクト・タイタン)からの撤退、そしてAI分野での停滞など様々な理由からの判断です。

そしてビットコインについては「もうこれくらい利益を稼いだらいいだろう」という判断を下していて、数年前の急落を経験した身としては、これ以上追いかけるのもちょっと怖い(それだけのリスクを冒す必要もない)とも考えているわけですね。

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なぜ「金」なのか

よって、「先がない」アップル、そしてなんとなく危険を感じるビットコインを売却し、安全資産である金へと乗り換えるという判断を行ったわけですが、なぜ「金なのか」ということについてはぼくの投資スタイルから説明する必要があるかと思います。

まず、ぼくは「本業」で稼いだお金で生活したり旅行したりしていて、余剰分を株式や暗号資産その他など「比較的ハイリスクハイリターン」な投資に回しています。

そして「本業以外」で稼いだお金はクルマ(ポルシェやランボルギーニ、フェラーリなど)や腕時計、その他のモノに突っ込んでいます。

つまり本業で得た収入の余剰分は「金融資産に変える」、本業以外の収入は「モノに変える」という方針を貫いていますが、この金融資産については以前にも述べた通り、基本的には長期保有スタイルです(引退後の生活費や遊興費、活動資金に充てるため)。

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ボクはこういったスタンスで株式投資を行っている。銘柄は5つのみ、自分が信じることができる会社の株しか買わず、買ったら「売らない」

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この「金融資産に変える」というのは「お金にお金を稼いでもらう」という基本思想に基づいており、しかし銀行に貯金していても一向に(金利が低いので)増えないために株式や暗号資産に投資しているわけですが、これらの売買には手数料がかかり、この手数料を回収するにもそれなりの値上がりが必要で、かつぼくのスタイルとして「短期的な利益を追い求める」「動いている銘柄を探し、利益のみを目的として売買する」という行為は行わず(お金に行動を左右されたくない。お金は自分の行動の結果としてついてくるものであって、お金のために自分の行動や信念を変えるべきではない)、あくまでも自身が共感できる会社に対して投資を行い、長期的なリターンを得ることを前提としています。

そして長期的に保有することのメリットはいくつかあって、それは「時代や環境の変化によって、思わぬポジティブな動きがあること」。

たとえばぼくがエヌビディア株を買い始めた頃は「これから電子端末が増え、自動車にもどんどん液晶パネルが搭載されてゆくだろう」と考え、その制御チップを開発するエヌビディア株を選んだわけですが、ここしばらくでは「AI」という、当時想定すらしなかった特需が発生しており、これによって想定外の利益を享受しているわけですね。

さらにはフェラーリ株も同様であり、フェラーリ株をぼくが仕込んでいるのは「フェラーリとロレックスが世界最強のブランドである」と認識しているからで、つまりはフェラーリとロレックスが売れなくなったら世の中は終わり(あるいは、フェラーリとロレックスは、世の中がどうなろうとも「最後まで」売れるブランド)だと信じて疑わないから。

実際のところ、フェラーリ株はその考え方を証明する形で順調に値上がりしてきたものの、直近では「ルイス・ハミルトンの加入」という想定外のプラス材料によって大きくその株価が跳ね上がっており、これも「長い間、その株式を持っているからこそ」受けられた恩恵だと考えられます(それまでに”株価が上がったから”と利益確定していたら、今回の恩恵は享受できていない)。

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株式取引は「忍」の一文字である

ただ、上述のアップルのように、「逆方向」へと環境が変わってしまうこともあり、その場合は今回のように売却しか道がなくなってしまうわけですが、その場合であっても「ちょっと悪いニュースが出たり、ちょっと下がっただけでは」売るようなことはせず、ぼくは可能な限り「耐える」ようにしています。

その理由としては、「多くの人が悪いニュースには過剰に反応するので、そういった報道がなされたときには一気に株価が下がるものの、アップルのようにある程度の規模を誇る会社であればすぐに下げ止まったり、持ち直すことがある」から。

実際のところ焦って売却するとロクなことはなく、今までの経験上だと「売らずに後悔したことはそれほどないが、売ってしまって後悔したことは山のように」あり、よってぼくは経験によって「少しだけ賢く」なっているわけですね。

なお、ここ数日で大きく値下がりが報じられるテスラについては「ホールド」の姿勢を貫く予定で、というのもぼくは随分前からテスラ株を仕込んでいるので平均取得単価が低く、よって「いかに下がろうとも耐えることができる」体力があること、それに加えてテスラは「一周回って再注目される」時が来ると考えているため。

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ただ、それでも上述の理由にてアップルには見切りをつけることとなったわけですが、アップル株の売却によって得られた利益は「値下がりする可能性が少ない」、つまりローリスクローリターンかもしれないものの、今すぐには必要がない「引退後の活動資金」として確保すべく安全資産である金に投入することになり、長期保有に入ることになります(ハイリスクハイリターン覚悟で株式や暗号資産に投資→得られた利益はローリスクローリターンな金に再投資して長期保有、といったサイクル。投資によって稼いだお金はほとんどの場合、消費に回さない)。

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