｜ シンガー製ポルシェ911レストモッドはいずれもオーナーの個性が発揮されていて面白い ｜
そして相変わらずシンガー製ポルシェ911は中古市場に出てこない
ポルシェ911のレストモッドで知られるシンガー・ヴィークル・デザインが最新レストモッド「ミシガン・コミッション」を公開。
ボディカラーはちょっとトーンを抑えた色調を持つ「レジスタンスブルー」、ライトゴースト仕上げのストライプにオレンジの「PORSCHE」文字という仕様を持っています。
全体的に「レトロ」イメージが強いという印象ですが、ボディワークはもちろんカーボンファイバー、そしてその内側にもシンガー・ヴィークル・デザインならではのテクノロジーが詰め込まれた仕上がりとなっているようですね。
シンガー・ヴィークル・デザイン「ミシガン・コミッション」はこんな外装を持っている
そこでこのシンガー・ヴィークル・デザイン「ミシガン・コミッション」を見てみたいと思いますが、ヘッドライトやパーキングランプ、テールランプのベゼル、ドアハンドル、ウインドウモールやホイールなどの金属部は「マットシルバー」。
これらについてはややゴールドっぽいチタン調を選ぶオーナーも少なく、しかしこのオーナーさんはちょっとちがった仕様を選択したようですね。
リアデッキの「PORSCHE」文字はステッカーではなくて「立体」。
ホイールはフックススタイル、ホイールナットはクローズド、装着されるタイヤはミシュランパイロットスポーツ、ブレーキローターはカーボンセラミック（オレンジにてPORSCHE文字が入る）。
搭載されるエンジンは4リッター版の自然吸気フラットシックス、トランスミッションには6速マニュアルが選択されています。
バンパレットはボディカラー同色、エキゾーストシステムはセンター二本出し。
なお、シンガー・ヴィークル・デザインへとレストモッドを発注するオーナーは例外なく「プライバシーガラスなし」を指定するように思いますが、これはクラシックモデルを意識してのことなのかもしれませんね。
エンジンフードはわずかに「ダックテール」。
その下には立体にて「Singer」のバッジが取り付けられます。
エンジンフード上のルーバーもシルバー、そして誇らしげに輝く「4.0」の文字。
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ボディ上の金属パーツは「シルバー」ではあるものの、エンジンルームを見てみるとスロットルには「ゴールド」。
エアクリーナーボックスではなく独立したファンネルを選択し、室内とのファイヤーウォールにはアラバスターステッチが施されるレザーが使用されています。
シンガー・ヴィークル・デザイン「ミシガン・コミッション」はこんな内装を持っている
そしてこちらはシンガー・ヴィークル・デザイン「ミシガン・コミッション」のインテリア。
ブラックのダッシュボード（アッパー）にシナモンカラーのシート、ドア内張りという仕様を持ち、ペダルやステアリングホイールなどの金属パーツはブラック仕上げ、カーペットは「オートミール」。
メーターはレトロなブラックダイヤルにグリーン文字。
シルバーのアウターリングにインナーリングを持っています。
シートは軽量トラックシート（レーシングスタイルのバケットシート）、そしてセンター部はおなじみウーブン（編み込み）レザー。
なお、この編み込みには表革と数エアー度がミックスされており、エア抜きのためのニッケルグロメットが装着されています（シートバックはブラック）。
ダッシュボードにもウーブンレザー、そして「Singer REIMAGINED」のバッジ。
シフトノブはシンプルなブラックで、こういったピアノブラックが随所に、そして効果的に使用されているようですね。
フロントトランク内には給油口とボディカラー同色のタワーバー、そしてやはりアラバスターステッチ入りのレザーにてカバーされています。
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