![内外装レッド!フェラーリが330 P4風なカスタムが施された「モンツァSP2」を公開](https://intensive911.com/wp-content/uploads/2021/08/Ferrari-Monza-SP2.jpg)
| フェラーリはその「豊富なレーシングヘリテージ」によって、カスタムのインスピレーションには事欠かない |
これほどまでに全身でフェラーリを主張するクルマも珍しい
さて、フェラーリは自身のFacebook上にて、たびたび自社のパーソナリゼーション部門「テーラーメイド」にてカスタムした車両を公開していますが、今回は美しいモンツァSP2を公開。
ボディカラーはロッソコルサ、ストライプにはジアッロモデナを用いており、ホワイトのサークルに「1」のナンバリングという、「とんでもなくフェラーリらしい」仕様を持っています。
なお、ホイールはゴールド、そしてサイドアンダーはホワイト、ブレーキキャリパーにはブラックをチョイスするというクラシカルな一面もあるようですね。
![239395371_10159213164596970_6238579201502569732_n](https://live.staticflickr.com/65535/51413000335_ccd2453e57_c.jpg)
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フェラーリ・モンツァはこういったクルマをモチーフとしている
フェラーリ・モンツァSP1/SP2は、フェラーリのVIPのみをターゲットにした少量生産モデルであり、生産されるのわずか499台のみ。
750モンツァ(MONZA/1954年)、860モンツァ(1956年)のネーミング、フェラーリのバルケッタ(オープンモデル)の元祖でもある166MM(1948年)のエレメントを反映させたとしていますが、モンツァSP1/SPは単にクラシカルなだけではなく、現代の先端デザインもふんだんに盛り込まれているのが特徴です。
![239461539_10159213164566970_6044331850943835967_n](https://live.staticflickr.com/65535/51412776429_11c2c6e48a_c.jpg)
さらに生産台数、そして購入する顧客を絞り込むことで「大胆な挑戦ができた」といい(フェラーリを心の底から愛するコレクターにしか振り分けられないものと思われる)、フェラーリとしてはとことん自由にそのデザインを行うことができたのかもしれません。
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なお、こちらはフェラーリ166MM。
こちらはフェラーリ750モンツァ。
これはフェラーリ860モンツァ。
おそらく今回公開されたフェラーリ・モンツァSP2のカラーリングについても、過去のフェラーリのレーシンがカーをモチーフにしているのだと思われ、記憶を手繰ってみると、1967年にル・マン24時間レースを走った330P4がそのモチーフなのかもしれません。
なお、イエローのストライプが入るのは330P4の24号車ですが、そのストライプの位置は「センター」。
ただしこのモンツァSP2のオーナーは、運転席シート後ろのハンプにイエローを使用するため、ストライプの位置を左にアレンジしたのかもしれません(もしくは、ドンズバでこのモンツァSP2ろ同じカラーを持つレーシングカーが存在したのかも)。※下の画像は330”P3”
![51c374e0-d694-4b46-ab10-ec8fb58a5ba0](https://live.staticflickr.com/65535/51413035525_a2ba255f7e_c.jpg)
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インテリアカラーも「ロッソ」
そしてこのフェラーリ・モンツァSP2のインテリアに採用されるものまた「ロッソ」。
内外装レッド、そしてスピードスターということでこの上なく鮮烈な印象を与え、ヘッドレストに施されたフェラーリのシールドエンブレムがイエローのストライプとよくマッチしていますね。
![239395079_10159213164586970_5382455758214077330_n](https://live.staticflickr.com/65535/51412015681_02a6532ec9_c.jpg)
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参照:Ferrari