マセラティがグレカーレに「バービー」エディション発表！バービーのアイコンであるピンクとマセラティのレーシングヘリテージであるイエローをかけあわせた「アドレナリン放出マシン」

｜　たしかに「バービー」は実写映画化もあって盛り上がっているが　｜

まさかのマセラティ×バービーがここに実現

マセラティが「グレカーレにバービー・エディション（Barbie x Maserati Grecale Trofeo SUV）を設定する」と発表。

これはもちろんマテル社とのコラボレーションによって行われるもので、マセラティいわく「時代を超えたデザインと大胆な個性を備えた傑作の中で創造性を解き放った」クルマだとされています。

このグレカーレ・バービーエディションは、バービーのライフスタイルをイメージし、彼女が「ビジネスミーティングから華やかなイベントまで」このクルマに乗って活動することを想定したものだといい、製作を担当するのはマセラティのパーソナリゼーション部門「フオーリ・セリエ（フェラーリのテーラーメイド、ランボルギーニのアドペルソナムのような、カスタムカーを制作する部門）」。

マセラティ・グレカーレ「バービー」エディションの外装はこんな仕様を持っている

このマセラティ・グレカーレ「バービー」エディションについて、販売されるのはわずか2台という超限定モデルだとされ、1台はすでにニーマンマーカスの「ファンタジーギフト」の1つとして発表されており（33万ドルで販売される）、ニーマンマーカスは毎年この時期、カタログに1点だけ「目玉」を掲載することでも知られていますね（過去にはダニエル・クレイグがデザインしたアストンマーティンDBSスーパーレッジェーラを販売したこともある）。

マセラティ・グレカーレ「バービー」エディションのベースとなるのはガソリンエンジン搭載モデルでは最強の「トロフェオ」で、これは530馬力を発生する3リッターV6ツインターボエンジンを搭載したハイパフォーマンス版。

多忙なバービーにふさわしくパワフル、そして純粋なアドレナリンがほとばしるような仕様を持っていますが、ボディカラーはまずバービーのアイコン、そして女性のエンパワーメントを表現するピンク、そこに加わるアクセントはマセラティのレーシングヘリテージとバービー人形のパッケージに由来するアシッドイエロー。

このアシッドイエローはグリル周辺、フロントバンパー下部、ホイールセンターキャップ上のトライデントマーク、サイドギル、リアアンダー等に用いられます。

加えてフロントグリル、バンパーインサート、ドアミラー、サイドギル等がピアノブラックに塗装されて全体を引き締めて「甘すぎない」仕上がりに。

Dピラー部分には「B」マークがブラックで再現され、このピンクの塗装のトップコートは「マルチカラー」のクリアだと紹介されているので、光の当たる角度によってブルーやオレンジ、レッドといった複雑な表情を見せるのだと思われます。

マセラティ・グレカーレ「バービー」エディションの内装はこうなっている

そしてこちらはマセラティ・グレカーレ「バービー」エディションのインテリア。

ブラックをベースにピンクのセンターコンソールリッドとドアインナーパネル（一部）を持ち、シート、ドアカード、アームレスト、ダッシュボードにはピンクのステッチが施され、カーペットにもピンクの縁取りが用いられ、ヘッドレストには”B”の文字が刺繍されているのだそう。

そして気になる「もう一台」については、2023年に入った後に販売方法等がアナウンスされるそうですが、ニーマン・マーカスが販売する最初の一台の売上の10％は「バービー・ドリームギャップ・プロジェクト」に寄付されるといい、いずれもマテル社の哲学である「You Can Be Anything」を表現している、とのこと。

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参照：Maserati