| 正直、このバービーカーに乗る勇気はないが、非常によくできていることは間違いない |
どうやらバービーの新製品のプロモーションのために制作されたもよう
さて、本日よりロサンゼルス・オートショー(モーターショー)が開催となっていますが、その会場の地下にはいつも「奇妙な」作品が展示されることで有名なのだそう。
そして今年展示されたのがなんと「実物大バービーカー」ですが、これはバービーの発売元であるマテル社が(29.99ドルの)バービー・エクストラ・ビークルの発売を促進するために製作・展示したものだと紹介されています。
なお、等身大なのはクルマだけにとどまり、等身大のバービー人形は展示されておらず(パネルだけ)、しかし「バービーに憧れ、整形を行う人々」もたくさんいるので、そういった人たちを起用しても良かったんじゃないかと思ったり。
実際のバービーエクストラはこんな商品
そしてこちらが実際に販売されるバービー・エクストラ。
バービー・エクストラ(Barbie EXTRA)はバービーの新シリーズで、いわゆるセレブ風(ただしちょっと80-90年代っぽい)のラインアップを持っており、体型や顔、髪型の種類が多く、手足の可動域も拡大されているために様々なポージングも可能に。
そしてその華美なライフスタイルを表現するため、様々な衣装や小道具、ペットも用意されており、そこへ今回追加されたのがこの「バービー・エクストラ・ビークル」ということになりそうです。
バービー・エクストラ・ビークルはこんな仕様を持っている
そしてこちらが実物大のバービー・エクストラ・ビークル。
やっぱり1980-1990年代っぽく、ブーツィー・コリンズやエルトン・ジョンのサングラスのような星型シェイプを持つヘッドライトを持ち、白鳥の羽根のようなデザインのドアを持つオープンカーですが、全体的には「1980-1990年代の一つの象徴」でもあったテスタロッサを連想させるようにも思います。
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テールランプもやはり星型、そしてマフラーエンドも星型。
リアにはウイングも装着されています。
ホイールはレインボー、そしてやはりフェラーリっぽい星型デザイン。
ボディカラーはラメっぽいキラキラのパールホワイト。
参考までにベースはフィアット500だそうですが、たしかにダッシュボードや計器類、スイッチ類はフィアット500のまま。
ただし広範囲に渡って高度なカスタムが施されています(シートのヘッドレストはファー仕様)。
ステアリングのセンターパッドもバービー仕様、そしてスポークやグリップはピンクとホワイトにて仕上げられています。
「好き嫌い」は別として、相当に優れるクオリティを持つことは間違いなく、カスタムカーとしてのレベルも非常に高い、と断言して良さそうですね。
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