>トヨタ/レクサス(Toyota/LEXUS)

【限定100台】レクサスLC500に「ピナクルエディション」登場。「到達点」の名が示す通り最後の特別仕様として有終の美を飾る?

【限定100台】レクサスLC500に「ピナクルエディション」登場。「到達点」の名が示す通り最後の特別仕様として有終の美を飾る?

Image:LEXUS

| レクサスLC「ピナクルエディション」は日本の伝統と美を反映した「コレクターズアイテム  |

そのぶん価格は上昇しているが、「その価値」はあるだろう

レクサスLC500が2026年モデルに向け、限定100台の「ピナクルエディション」を日本市場向けに発表。

これは先に北米で発表された「LC500 インスピレーション」シリーズに近い仕様が盛り込まれ、レクサス(トヨタも)はこれまでにも北米と日本において「共通する仕様を持ち、しかし名称違いの」特別仕様車や限定車を発表していて、今回もその例に倣ったということに。

【新型登場】2026年モデルのレクサスLC500が北米にて登場。限定仕様「インスピレーションシリーズ」も展開され「販売終了」のウワサを
【新型登場】2026年モデルのレクサスLC500が北米にて登場。限定仕様「インスピレーションシリーズ」も展開され「販売終了」のウワサを吹き飛ばす

Image:LEXUS | 自然吸気V8を搭載した美しきグランドツアラーはまだ終わらない | 2026年モデルのレクサスLC500が北米にて正式発表され、これまでの美しいデザインと走りの魅力をさらに磨 ...

続きを見る

なお、ピナクル(pinnacle)とは「頂点、絶頂」を意味しており、レクサスLCの「到達点」つまるところ「最高にして最終」モデルであると捉えることが可能です。

5

Image:LEXUS

2026年モデル向け、LCに特別仕様「ピナクル」登場

レクサスLCはフラッグシップクーペとして2016年に登場し、その登場から約10年、今回の「ピナクルエディション」は最後の特別仕様になる可能性があるとともに「限定わずか100台」という希少なモデル。

1

Image:LEXUS

「クーペ」「コンバーチブル」ともに100台が用意されますが(ともに価格は1780万円)、購入者は「(希望者の中から)抽選」によって選ばれ、しかしこれらのうち50台は「既存オーナーを対象に先行抽選がなされ」、そのほかの”一般”オーナーは7月24日から8月7日までの間にレクサス正規ディーラーへと申し込みを行い、8月18日になされる当選発表を待つ必要があるようですね(当選者にはディーラーから連絡がある)。

2

Image:LEXUS

専用エアロとカラーを採用した“頂点”仕様

ピナクルエディションは、2020年に登場した「アビエーション(Aviation)」エディションを彷彿とさせるフロントカナードや、カーボンファイバー製の固定式リアウイングなどの特別なエアロパーツを装備。

ボディカラーには、クーペに「朧銀(おぼろぎん)」のマットクリア仕上げ、コンバーチブルに「ニュートリノグレー」と「ブラウンシルバー」の幌を採用しています。

3

Image:LEXUS

足元は21インチサイズの鍛造マルチスポークホイールが装着され、ブラックスパッタリング仕上げが高級感を演出することに。

そのほか、随所にブラックパーツが採用されるなど(ルーフサイドの”日本刀モチーフ”のシルバーパーツもブラック仕上げ)細部にいたり特別感と高級感が演出されています。

レクサスLC「ピナクルエディション」のインテリアも特別仕立てに

レクサスLC「ピナクルエディション」のインテリアだと、クーペがブラック&ホワイトのツートンカラー、コンバーチブルではサドルタン&ホワイトという上質な配色。

20250724_01_11_s

Image:LEXUS

いずれも「LCリミテッドエディション」のバッジがセンターコンソールに配置され、カーボンスカッフプレートや刺繍入りダッシュボードなど、特別仕様ならではのディテールが満載です。

20250724_01_13_s

Image:LEXUS

こちらは専用プレートに・・・。

20250724_01_18_s

Image:LEXUS

専用の「グラデーション刺繍」。

20250724_01_17_s

Image:LEXUS

このほかスカッフプレートにも特別なステッチが採用されるなど、まさに「コレクターズアイテム」とも言える仕上がりを持つようですね。

20250724_01_15_s

Image:LEXUS

5.0L V8エンジン+10速AT、シャシーも専用チューン

レクサスLC500ピナクル・エディションに搭載されるのはおなじみの自然吸気5.0L V8エンジンで、最高出力は471ps(351kW)、最大トルクは540Nm。

10速ATと後輪駆動を組み合わせ、機械式LSDも特別にチューニングされています。

20250724_01_12_s

Image:LEXUS

クーペにはアルミ製中空リアサスペンションメンバーが装着され、剛性とグリップ性能を向上させていますが、足回りはボディタイプごとに個別セッティングされ、クーペはスポーティに、コンバーチブルは快適性重視となっています。

通常モデルも継続販売、V8とハイブリッドの2本立て

なお、ピナクルエディションとは別に、通常のLCラインアップも引き続き販売されますが、こちらは3.5L V6ハイブリッド(LC500h)と5.0L V8(LC500)の2タイプが用意され、価格はそれぞれ約1,410万円〜1,538万円となっています(8月4日発売予定)。

まとめ:レクサスLCのフィナーレが近づく?

ピナクル=“頂点”という名前が示すように、今回の特別仕様はLCの有終の美を飾るモデルとなる可能性があり、現時点で後継車や生産終了の公式アナウンスはないものの、LFA以来のV8クーペを狙うなら今が最後のチャンスかもしれません。

https://www.flickr.com/photos/110074903@N02/54677506798/in/dateposted/

Image:LEXUS

合わせて読みたい、レクサスLC関連投稿

レクサスが欧州向けとしてLC500に「アルティメット・エディション」設定!バンパー一体成型のカナードやカーボン製スポイラーを装着し空力性能が向上
レクサスが欧州向けとしてLC500に「アルティメット・エディション」設定!バンパー一体成型のカナードやカーボン製スポイラーを装着し空力性能が向上

| 加えてレクサスは2024年モデルのLCを大幅アップデート | エンジンやトランスミッションの制御に加えてインテリアの操作系にも変更がもたらされる さて、レクサスが欧州にて「LC アルティメット・エ ...

続きを見る

トヨタの豪州法人が「レクサスLC500のV8エンジン」へとスワップしたGRスープラを製作しレースに参戦すると発表。おそらく誰もが「市販してほしい」と思うはずだ
トヨタの豪州法人が「レクサスLC500のV8エンジン」へとスワップしたGRスープラを製作しレースに参戦すると発表。おそらく誰もが「市販してほしい」と思うはずだ

| この「V8スープラ」は競技ではフォード・マスタングらと戦うことに | 「GRスープラにBMWは以外のエンジン」が搭載される例はおそらく「初」 さて、トヨタは現在、BMWから供給された4気筒および6 ...

続きを見る

レクサスがLC500にはじめて「ビスポークオーダー」導入!セミオーダー的に内外装やホイールの組み合わせを変更可能に
レクサスがLC500にはじめて「ビスポークオーダー」導入!セミオーダー的に内外装やホイールの組み合わせを変更可能に

| レクサスは今までパーソナリゼーション分野では「出遅れて」いたが | 今やパーソナリゼーションは「金のタマゴ」でもあり、レクサスとしても取り組む価値はあると思われる さて、レクサスが「LC500に、 ...

続きを見る

参照:LEXUS

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

->トヨタ/レクサス(Toyota/LEXUS)
-, , , ,