
Image:Audemars Piguet
| これら新作はまさにオーデマピゲの歴史の集大成、そして現時点における技術上の頂点である |
そのモチーフは「時を知る」ルーツである天文学
さて、創業150周年を迎えるオーデマ ピゲが(先日に続き)新作を発表。
今回の新作は3つで、「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ パーペチュアルカレンダー(Ref. 26494BC.OO.D350KB.01)」、「ロイヤル オーク パーペチュアルカレンダー(Ref. 26674ST.OO.1320ST.01)」、「ロイヤル オーク パーペチュアルカレンダー(Ref. 26674SG.OO.1320SG.01)」にて構成されていますが、先に公開されたモデル同様、いずれも「天文」を強く意識したスペックを持っています。
なお、今回「天文」をフィーチャーしたのは「太古の昔から、時や週、月、年を知るには天体の観測が活用されてきた」という事実を前提とし、「それらが時を経て精密な機会式腕時計へと進化した」というコンセプトを表すためなのだそう。
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「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ パーペチュアルカレンダー(Ref. 26494BC.OO.D350KB.01)」はこんな腕時計
そこでこれら3本を順番に見てゆきたいと思いますが、まずは「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲパーペチュアルカレンダー(Ref. 26494BC.OO.D350KB.01)」。
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ケース(41ミリ)素材は18Kホワイトゴールド、文字盤はスモークブルーというゴージャス極まりない仕様を持っていて、しかしその真髄は新開発の「キャリバー7138」にあり、これはパーペチュアルカレンダー機構を備え、「デイト、週、月、年(閏年)、アストロミカルムーン」の表示が可能。
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3時と9時位置のサブダイヤルの中にはそれぞれ2つの異なる表示がなされる「超コンプリケーション」ではありますが、取得済みの3つの特許によって「リュウズのみでこれらの機能すべてを調整できる」のだそう。
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ストラップには「テキスタイル風に加工されたラバー」を採用し、繊維の持つ質感までもが再現されて、ラバーブレスの可能性が年々広がっていることも確認させてくれます。
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「ロイヤル オーク パーペチュアルカレンダー(Ref. 26674ST.OO.1320ST.01)」はこんな腕時計
そして次はキャリバー7138を搭載するロイヤルオーク。
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これだけの複雑機構を搭載しながらもケース(41ミリ)にはステンレススティールを使用するという「逆説的なラグジュアリー」を体現するモデルでもありますね。
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文字盤はブルー仕上げのグランドタペストリー、インナーベゼルもブルーです(トーン・オン・トーンの色調が上品である)。
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もちろんブレスレットもステンレス・スティール製。
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「ロイヤル オーク パーペチュアルカレンダー(Ref. 26674SG.OO.1320SG.01)」はこんな腕時計
そして最後の一本はケースにオーデマピゲならではの「サンドゴールド」を使用した”いっそうエレガントな”モデルです。
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ダイヤルもまたサンドゴールドというトーン オン トーン」、そしてインジケーターはブラック。
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ベゼルを固定するビスに針、そしてインデックスにはホワイトゴールドを採用し、ムーンフェイズのバックに用いられる「ブルー」がさらにこの腕時計を印象深いものとしているようですね。
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ブレスレットも当然ながらサンドゴールド。
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