【動画】テスラ・サイバートラックがテスラ工場内のテストコースを走る姿が激写される！ドローンの普及でこんなスパイ動画も撮れるようになったのか・・・。

｜　テスラとしてもサイバートラック生産開始の重要性については重々理解しているはずだが　｜

とにかく現在は様々な悪材料が重なってしまっている

さて、現在多くの人々が待ち望んでいるのがテスラ・サイバートラックの生産開始。

サイバートラックは2019年末に発表され2021年に納車開始という計画だったもののそれが2022年になり、そして現在の予定だと2023年にようやく生産が開始されるという状況です。

なお、生産が遅れている理由としては、サイバートラックの開発の遅れというよりはサプライチェーン問題によって既存モデルの生産が追いつかず、そういった状況の中で新規車種の生産を行うことが難しいため（ニューモデルの生産を行うことで既存モデルの生産ペースが落ち、全体の生産台数が下がる可能性がある）。

そしてこのサプライチェーン問題に関し、最近イーロン・マスクCEOは「地獄のようだ」ともコメントしており、この問題を解決せずしてサイバートラックの生産を行うことはできない、ということなのだと思われます。

市販スペックのサイバートラックがテストコースを周回中？

そこで今回公開されたのが、ドローンによるテスラのカリフォルニア・フリーモント工場の空撮動画。

これを見ると敷地内のテストコースを周回するサイバートラックが撮影されていますが、けっこうしっかり撮影されているのにはびっくり（ズームすると室内までもが確認できる）。

このテストコースはなかなかに本格的で、その中を市販スペックと思われる、ワイパーとドアミラーを装着したサイバートラックが走ります。

なお、この仕様は直近で何度か公の場に姿を表しているものと同じであり、仕様がすでに確定したと考えていいのかもしれません。

そのほか、（サイバートラックの）コンセプトモデルに比較すると（法規に適合させるため）エッジがやや丸くなり、ヘッドライトの位置が変更されるなどの差異があり、ホイールにもエアロカバーが装着されていないもよう。

そして工場敷地内には多数の完成済み車両が並び、おそらくは出荷を待つクルマたちなのでしょうね。

なお、この「出荷待ち」のクルマの台数を数えているユーチューバーもいて、その台数によってテスラの現在の生産能力を推し量っているようです。

コース脇には廃棄物を置いておく場所があり、破棄されたバンパーのようなものが積み重ねられている様子もわかりますが、ドローンの普及によってこういった状況も「筒抜け」に。

おちおち（自社の敷地内であっても）プロトタイプを放置したり、そのパーツを見えるところに捨てておくこともできないのが現状ということになりそうです。

テスラ・サイバートラックのライバルが続々登場

なお、現在テスラ・サイバートラックのライバルがいくつかのメーカーから登場していて、フォードからはF-150ライトニング、GMからはハマーEV、そして新興メーカーリビアンからはR1Tが発売され、これらはそれぞれ納車が開始されている状態です。

もちろんサイバートラックを予約した顧客のいくばくかがこれらに流出しているのは間違いなさそうですが、こういった事情を鑑みるに、一刻も早いサイバートラックの生産開始が待たれます。

テスラ・サイバートラックが自社テストコースを周回する動画はこちら

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参照：Chile Al100