
| 新型ミニクーパーS JCWのルックスはクリーン、しかしよりダイナミックに |
現時点でそのスペックはわかっていないが、ガソリン車と同等のパフォーマンスを誇ることが明かされている
さて、ミニは先日ピュアエレクトリック版の新型ミニクーパーを発表していますが、今回なんと「偽装無し」のJCW(ジョン・クーパー・ワークス)モデルが一般人によって撮影されることに。
なお、新型ミニではグレード展開にやや変更があり、ジョン・クーパー・ワークスの扱いは「2種類」となるようで、ひとつめのジョン・クーパー・ワークスは「通常のミニに、内外装のビジュアルが(少しだけ)変更されるコスメチューン」。
つまりこちらは現行JCWのようにパフォーマンスの向上はなく、文字通り見た目がJCWっぽくなるだけ、というものです。
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2つ目のジョン・クーパー・ワークスは今まで通りの「過激」バージョン?
そしてもうひとつのジョン・クーパー・ワークスは今まで通りの「外観、パフォーマンスともに向上」するという内容を持ち、こちらの外観は上述の「ひとつめのJCW」に比較し、より過激になると言われています。
そして今回目撃されたのが「2つ目のジョン・クーパー・ワークス」だと思われる個体で、これを見ると、通常版ミニクーパーSに比較して前に張り出したリップ、さらに横に張り出したフロントバンパーを確認可能。
ボンネットには(20年近くトレードマークであった)エアスクープがなくなり、ボンネットストライプは新しいグラフィックに。

サイドスカートも大きく横に張り出しており、ベースモデルの持つクリーンな外観から一転して随分アグレッシブな様相を呈しています。
ホイール、リアバンパーも専用デザインとなり、とくにリヤバンパーやサイドステップ、フロントバンパーの過激さは「チューナーによるカスタムカー」なんじゃないかと思えるほどですね。

フロントとリアには「COOPER S」のレターを確認でき、つまり新型ミニにおけるJCWはひとつの独立したモデルではなく、クーパーSに付与するオプションパッケージとして機能するのかもしれません。

なお、リアハッチに取り付けられたウイングは新型ミニJCWはにおけるハイライトだと考えてよく、大きく後方へと張り出したプレート、そしてその上には「JOHN COOPER WORKS」の文字が再現されています。

現在ミニを取り巻く環境はやや流動的で、ミニ幹部は新型ミニにも「ガソリンエンジン搭載モデル」を発売することについて言及しており、しかし2030年には「完全にピュアエレクトリックへと移行する」とも。
つまりガソリンエンジンを積むミニの寿命はあと数年で尽きてしまうことになりますが、ひとまずはガソリンエンジンを積む新世代ミニの発表を待ちたいところですね。
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参照:CocheSpias