| ただしこのモデルについては実際のところ何一つとして詳細が明かされていない |
おそらく今後、なにかとランボルギーニはワンオフモデルを投入してくるだろう
さて、ランボルギーニが12月6日に「新しいスーパーカーを発表する」としてそのティーザー画像を公開。
この新型車が公開されるのはマイアミにて開催されるアート・バーゼルにおいてですが、昨年初めてランボルギーニはこのイベントに出展し、そこではウラカン・ステラートが公開されています。
そして今年も連続して出展し、かつ新型車を発表するとなると「アート・バーゼルではけっこうな効果があった」のだと考えていいのかもしれません。
参考までにですが、ポルシェも昨年はじめてアート・バーゼルへと参加していて、現在(ポルシェ、ランボルギーニが収まる)フォルクスワーゲングループ内ではこのイベントが「もっともホット」だと捉えられているものと思われます。
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おそらくはランボルギーニ・レヴエルトの「アートカー」
現時点ではランボルギーニの言う「新しいスーパーカー」の正体は不明ではあるものの、これはおそらく「レヴエルトのアートカー」。
ランボルギーニはこれまでにも多数のアートカーを作成していますが、すでにウラカンとウルスは受注を停止しており、よってこれらをベースにする意味は(プロモーション的に)薄く、よって現行モデルであるレヴエルトをベースにしたアートカーを公開するというのがもっとも妥当な線かもしれません。
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そしてこのアートカーがどういった性格を持つのかはわからず、つまり顧客の依頼によって作られたものなのか、イベント専用のワンオフモデルなのか、はたまたNFTとセットでオークションにかけられたりするのかどうかなど全くの謎。
ただしフロントフードと思われる部分には「60」のロゴがあり、ランボルギーニの60周年を祝うクルマであることは間違いなさそう。
そしてもうひとつ「パープル」というボディカラーにも注目すべきであり、ランボルギーニの創業30周年の際に限定発売された「ディアブロSE30」へのオマージュではないかとぼくは予想しています。※このディアブロSE30はランボルギーニにとっても比較的重要なモデルであり、SE30に採用されたゴールドのエンジンカバーはウラカン・ペルフォルマンテにて復活したほか、SE30の専用ボディカラーも現在オプションへと加えられ、各モデルで選択することが可能となっている
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参照:Lamborghini(Instagram)