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【動画】フェラーリのル・マン用「ハイパーカー」のテスト風景がはじめて目撃される!加えてフェラーリ本家からは最新ティーザー画像が公開

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【動画】フェラーリのル・マン用「ハイパーカー」のテスト風景がはじめて目撃される!加えてフェラーリ本家からは最新ティーザー画像が公開

| おそらくはF1の技術がふんだんに盛り込まれたレーシングカーになりそうだ |

さらにはこれから発売される市販車に生かされそうな技術も盛り込まれることになるだろう 

さて、フェラーリは「最後にワークス体制にてプロトタイプでレースを戦ってから50周年」となる2023年にル・マン24時間レースへと復帰することになり(ル・マンへの復帰はおよそ60年ぶり)、そのレーシングカーについて最新ティーザー画像を公開し、同時にユーチューバーによるスパイビデオもアップされています。

まずはスパイビデオのほうから見てみたいと思いますが、先日公開されたティーザー画像同様に水平方向に長いヘッドライト(もしくはデイタイムランニングランプ)を持ち、これはローマやプロサングエとも共通する”新しいフェラーリの顔”。

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やはりフェラーリらしくF1のテクノロジーを集結?

そして他の角度から見てみると、フロントには大きなブレード、そしてセンターには二本のピラーがあり(ハイノーズ時代のF1を連想させる)、バブル状のキャビンに対し(非常に)低いウエストラインを持つこともわかります。

なお、キャビンの上にはけっこう大きめのシュノーケルが取り付けられていて、これがリヤセクションまでエアを導く構造を持つこともわかります。

サイドから見ると、けっこう長いホイールベースを持つことがわかり、リシャールミル、カストロールなどのスポンサーロゴ、フェンダー上にはスクーデリア・フェラーリのシールドエンブレム。

ちなみにフェラーリはいかなる場合でも自社のロゴやエンブレムを掲出しており、これは自社製品に対する誇りを表しているのだと思われます。

さらにフェラーリは(自社公式サイトでも同じですが)パートナー企業をしっかりと押し出していて、これはフェラーリが「協調」を重視している証左だとも捉えていて、エンツォ・フェラーリの「工場は、人、機械、建物でできている。フェラーリは、なによりも、人でできている」という言葉をよく表している部分なのかもしれません。

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シャークフィンの上辺は一直線ではなく、いったん下がって上がり(ポルシェ963も同様の形状を持っている)、そしてけっこうな高さを持つリアウイングへ。

なお、リアウイングの付け根というかリアデッキは「平らな板」のような形状を持っていて、これはポルシェやBMWなどほかのル・マン用ハイパーカーには見られない意匠です。

ウイング翼端にもスリットが入り、これも他メーカーのル・マン用レーシングカーとは異なる形状で、F1マシンを連想させる仕様だとも思います。

ちょっとわかりにくいものの「リヤタイヤは大きく露出」。

参考までに、2023年以降にル・マン24時間レース(ハイパーカークラス)を走るレーシングカーには大きく分けて二種類あり、ひとつは完全自社設計によるもの、そしてもう一つはIMSAとの乗り入れを可能にするため「LMDh規定」に沿って作成されるもの。

前者は文字通り自社で(規定の範囲内で)自由に設計できますが、後者はオレカ、リジェ、ダラーラ、マルチマチックという4社のコンストラクターが用意するシャシーを使用し、ハイブリッドシステムも規定のユニットしか使用できないという制限が存在します。

フェラーリは(プジョーやスクーデリア・キャメロン・グリッケンハウスのように)「自社設計」を選んでおり、よってLMDhを採用するキャデラック、ポルシェ、BMW、アキュラ等とは根本から異なる大胆な設計を行うことが可能になるのだと思われますが、これまでF1はじめ各種モータースポーツにて培ってきた経験を存分に生かした車体となりそうです(F1マシンにガワを被せたようなレーシングカーになるのかも)。※フェラーリはすでに「シャシー、エンジン、ギアボックス、サスペンション、エレクトロニクスを自社で製作する」ことを明かしている

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フェラーリはル・マン”ハイパーカー”の公式ティーザー画像も公開

そして今回フェラーリはこのル・マン24時間レース向けハイパーカーにつき最新ティーザー画像を公開しており、今回フィオラノ・サーキットにて目撃されたプロトタイプと同じ車体が映し出されていることがわかります。

フェラーリ・アティヴィタ・スポルティブGTの責任者であるアントネッロ・コレッタ氏によれば「このプロジェクトに関わった人々やフェラーリファンが待ち望んでいた、とてもエキサイティングな瞬間です。何カ月にもわたる作業、計画、シミュレーションの結果に触れることができ、私たちは新たなエネルギーとモチベーションを得ることができました。私たちが達成したことを誇りに思います。テスト中のレーシングカーはカモフラージュによって、車体のボリュームやスタイリングを隠されていますが、紛れもなくフェラーリであると認識できるものと思います」とのこと(つまりはスパイフォトや動画の流出について気にしていない)。

さらに同氏は「われわれの夢は勝つことただ一点です。しかし残念ながら、それは他のライバルたちの夢でもあるのです」と語っており、タフなレースになることを想像しているようにも思えます。

なお、このル・マン24時間「ハイパーカークラス」につき、もともとは市販車としてのハイパーカー(ブガッティ・シロンやケーニグセグ・ジェスコなど)をベースにしたレーシングカーの参加を目論んでいたものと思われ、しかし全然参加が集まらずにレギュレーションを一部変更。

それによって多くの参加者が名乗りを上げることになるものの、一方では市販車とはほぼ関連性のないレーシングカーにて競われることになったというのが現状です。

フェラーリ自身もこの(まだ名も無い)ル・マン用レーシングカーについては市販車とはほとんど関連性がないことを認めていますが、同時にこのレーシングカーについては「良い実験の場でもあり、過去の経験を反映させたり、未来に生きる技術をテストできる」とも語っているので、2025年頃に発売されるであろう「ロードゴーイングバージョンの」ハイパーカーになんらかの技術がフィードバックされるのかもしれません。

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参照:Ferrari(Facebook), Varryx

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