>ランボルギーニ ■新型車・スパイフォト・ウワサなど

ランボルギーニ・ウラカン後継スーパーカーはこうなる?CGアーティストが偽装付き試作車を「丸裸」に。ウラカンとは大きく雰囲気が変わりそう

ランボルギーニ・ウラカン後継スーパーカーはこうなる?CGアーティストが偽装付き試作車を「丸裸」に。ウラカンとは大きく雰囲気が変わりそう

| ランボルギーニ・ウラカン後継スーパーカーはその細部までもが撮影されており、おおよそのスタイリングが判明している |

それでも実際に発表されるクルマと予想とは「完全一致」ではないだろう

さて、独立系アーティスト、ユネス・デザインがランボルギーニ・ウラカン後継スーパーカーの予想レンダリングが公開。

このウラカン後継スーパーカーにつき、先日静止画そして動画によるスパイ映像が公開されており、厳重にカモフラージュされた下には「すぐにでも発表されそうな」完成度の高いディティールを持つこともわかっています。

ランボルギーニ・ウラカン後継となる新型スーパーカーが一般道を走る姿がはじめて目撃される。ウラカンとは大きく異なるデザインが与えられそうだ【動画】
ランボルギーニ・ウラカン後継となる新型スーパーカーが一般道を走る姿がはじめて目撃される。ウラカンとは大きく異なるデザインが与えられそうだ【動画】

| その姿は紛れもないランボルギーニ、そしてその顔つきはこれまでになくシャープに | ウラカン後継ではガヤルド以来のリアサイドエアインテークが復活 さて、先日そのスパイフォトが広く出回ったランボルギー ...

続きを見る

新型ベイビー・ランボルギーニはこんなクルマに?

そして今回、ユネス・デザインがデジタル上にてその「偽装」を剥がしてみたということになりますが、現在予想しうる範囲ではかなり精度が高い仕上がりを持つと言えるかもしれません。

フロントバンパーはレヴエルト風、そして両脇にはエッセンツァSCV12をイメージしたと思われる六角形のデイタイムランニングランプが光り、その上には細長いヘッドライト。

なお、ランボルギーニは設立当初こそモータースポーツに参戦しないという意思を貫いていましたが(フェラーリでその才能を発揮し、後にランボルギーニのV12エンジンを設計したジオット・ビッザリーニから”モータースポーツへの参戦によって、いかに企業が疲弊するか”を聞かされたからだと言われる)、前CEOであるステファノ・ドメニカリ氏(スクーデリア・フェラーリから移籍)時代からモータースポーツとの距離を縮めており、そして現ステファン・ヴィンケルマンCEO下では(2024年から)ル・マン24時間レースへの参戦を決めています。

フェラーリ250GTO生みの親、そしてランボルギーニを支えたV12エンジン設計者、ジオット・ビッザリーニが96歳で亡くなる。この人なしにスーパーカーの時代はやってこなかった
フェラーリ250GTO生みの親、そしてランボルギーニを支えたV12エンジン設計者、ジオット・ビッザリーニが96歳で亡くなる。この人なしにスーパーカーの時代はやってこなかった

| 類まれなる才能、そして情熱を持った人物がまた一人失われる | とくにランボルギーニ最初のモデル、350GTからムルシエラゴにまで積まれるV12エンジンを設計した功績は大きい さて、ランボルギーニに ...

続きを見る

今後、ランボルギーニは「モータースポーツで得た経験や技術、デザインを」市販車へとフィードバック

さらにランボルギーニは、ここ最近「モータースポーツと市販車との境界を近づける」ともコメントしており、モータースポーツにて培った技術、そしてデザインを市販車へとフィードバックさせることも示唆しています。

ランボルギーニ
ランボルギーニは今後モータースポーツと密接な関わりを持つ?「ル・マン用レーシングカーは市販のスーパースポーツ戦略と大きく関連することになるだろう」

| おそらく「密接に結びつく」部分はエレクトリック技術、そしてそれに関連するプロモーションの部分だと思われる | ランボルギーニは今後モータースポーツを「技術の検証の場」としても活用 さて、ランボルギ ...

続きを見る

実際のところ、ウラカンSTO(これは前CEOによって企画されたスーパーカー)といったモータースポーツとの直接的な関わりをもつスーパーカーが発売されているほか、「市販車のプレビュー」とされたウラカン・スーパーフォトフェオEVO2も発表され(たしかにヘッドライトはウラカン後継モデルに反映されているように見える)、かつウラカン後継スーパーカーのデイタイムランニングランプがサーキット走行専用モデルであるエッセンツァSCV12そっくりということを見ても、ランボルギーニのいう「モータースポーツと市販モデルとの乗り入れ」には納得のできるところ。

Lamborghini-new-supercar (9)

そしてこちらはリアから見たウラカン後継スーパーカーの予想図。

やはり目撃されたプロトタイプの偽装をバーチャルにて”剥がした”ものですが、テールランプにはエッセンツァSCV12のものをはめ込んでいるようですね。

ただ、プロトタイプではテールランプとその周辺について厳重に隠されているためにディティールを知ることが難しく、よってこのレンダリングでのテールランプ周辺ははあくまでも「推測」の域を出ないもの。

2

ちなみにぼくは「ウラカン・スーパートロフェオEVO2」に近いテールランプが与えられるだろうと予想しています。

6

ランボルギーニが「ウラカン・スーパートロフェオEVO2」を公開
ランボルギーニが「ウラカン・スーパートロフェオEVO2」を公開!リアはカウンタック風、フロントはシアン風のデザインを持ち、「ガソリン世代の集大成」?

| まさかV10モデルにカウンタック風デザインを採用してくるとは | ウラカン・スーパートロフェオEVO2のボディカラーはミリタリー風 ランボルギーニが先日予告していた「スーパートロフェオ EVO2」 ...

続きを見る

なお、このウラカン後継スーパーカーにおいて特筆すべき点は「レヴエルトとの共通点が見られること」。

ランボルギーニは少し前まで、V12モデルと他モデルとの共通性を排除しており、たとえばフェラーリやポルシェでは当然のように行われる「ステアリングホイールなど内装パーツの共有」「サイドウインカーなど外装パーツの共有」も一切行わず、徹底してV12モデルを「孤高の存在」として扱う傾向があったものの、現在ではV12モデルとほかモデルとのデザイン的・機械的な共通性を進んで取り入れるという傾向も見られ、ここは大きく変わった部分ではないかと認識しています。

あわせて読みたい、ランボルギーニ・ウラカン後継モデル関連投稿

ランボルギーニ
マジカヨ!ランボルギーニ・ウラカン後継モデルはV8ターボ+ハイブリッド、ただし7,000回転までは「NA+モーター」、そこから10,000回転までは「ターボ」という前代未聞のセットアップに

| さすがはランボルギーニ、すべての条件を満たし、しかも予想外のソリューションを提供するようだ | まさかこの方法で自然吸気を守ってくるとは思わなかった さて、ランボルギーニは年内に「ウラカンの派生モ ...

続きを見る

ランボルギーニ
ランボルギーニ「ウラカン後継モデルについて、専用に設計された車体を持つことになります。妥協なしのね。現在は十分な利益があり、R8のような兄弟車は必要ありません」

| やはりスポーツカーメーカーにとって真に必要なのは「開発資金を提供してくれる」実売につながるSUVである | そしてもはや、こういった事情を誰もが理解しているためか、スポーツカーメーカーがSUVを投 ...

続きを見る

ランボルギーニ
ランボルギーニ・ウラカン後継モデルは2024年後半に発表!新型V12モデルと共通のDCTを持ち、V8ターボ+PHEVだとされているが

| アヴェンタドールにパフォーマンスと価格を近づけることは「商業上の理由で」難しく、どう新型V12モデルとウラカン後継とを住み分けるのかには注目が集まる | さらにウラカン後継モデルは価格的にマクラー ...

続きを見る

参照:uness_design(Instagram)

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

->ランボルギーニ, ■新型車・スパイフォト・ウワサなど
-, , , , , , , ,