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三菱が「未来のデリカ」、D:Xコンセプトを発表。進化したダイナミックシールドボディを持ちパワートーレンはPHEV、さらには数々の先進装備も

三菱が「未来のデリカ」、D:Xコンセプトを発表。進化したダイナミックシールドボディを持ちパワートーレンはPHEV、さらには数々の先進装備も

| 三菱は自社のヘリテージ、そして強みを活かし、三菱にしかできないコンセプトカーを作ってきた |

そのポジションニングの把握、ユーザー層の明確化などすぐれた企画性を持っている

さて、三菱がジャパンモビリティショーの開催にあわせ、「MITSUBISHI D:X Concept(ミツビシ ディーエックス コンセプト)」を発表。

これは次期「デリカD:5」なのではと言われていた期待の新型コンセプトカーであり、三菱の代表執行役社長、加藤隆雄氏によれば以下の通りのコメントがなされています。

今回の「MITSUBISHI D:X Concept」は、カーボンニュートラル社会の実現を見据え、電動化技術と四輪制御技術を中心に当社の技術の粋を集めたコンセプトカーです。三菱自動車はこれからも、ドライバーの冒険心を呼び覚まし、乗る人すべてがワクワクするような、心豊かなモビリティライフをお客様に提供し続けてまいります。

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Mitsubishi-DX-Concept (6)

ミツビシ D:Xコンセプトは「発見」と「経験」がテーマ

D:X Conceptというネーミングについて、ミツビシによれば「Dはdiscover(発見)を、Xはexperience(経験)を」表しているそうで、加えて明確に「未来のデリカをイメージしている」とも言及しており、実際に発売されればデリカD:5以上にその活動領域を広げることになりそうです。

なお、このD:Xコンセプトは非常にわかりやすいテーマを掲げていて、それは「絶対安全大空間」と「絶対走破性」。

これまでのデリカの特徴のひとつでもある「広々とした室内空間」をさらに進化させ、そこに安全性をプラスすることになりますが、まずは横一面に広がるサイドウインドウ、そして太いDピラーにて「デリカ」を表現しているのだそう。

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さらには別パーツのオーバーフェンダー、その内側に収まる大径タイヤによって安定感や力強さ、そして前後に加えてサイドにも追加されたスキッドガードがワイルドさを演出するとともに実用性を高めます。

ちょっと面白いのは、ミツビシ特有の「ダイナミックシールド」に新解釈が与えられていることで、これまではグリルとその周辺のフレームや加飾によって「力強いパフォーマンスとプロテクションの安心感を表現」していたものの、このD:Xコンセプトでは(EVなのでフロントグリルが存在せず)フロント、スキッドガード、フェンダー、フェンダーアーチにてその形状を表現したこと。

これはレクサスの「スピンドルグリル」がグリルの範疇を超えて「スピンドルボディ」へと発展を遂げていることにも似ていますね。

ちなみにボディカラーは「グランピングをイメージした」カッパー、そしてハーフマット(サテン)仕上げ。

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加えて三菱はこのD:Xコンセプトに「T型ランプ」を与えてこれを1つのアイコンとし、ヘッドライトでは「ガイド」のような照射を行うことも可能です。

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パワートレーンについてはPHEVと紹介されているものの詳細については明かされておらず、「日常ではEVとして、遠出の際にはハイブリッドとして」走行が可能だとされています。※BEVであればまだ発売は当分先になりそうだが、PHEVであればそう遠くない未来に発売されるかもしれない。逆に「PHEVを採用した」ということは発売を前提としていると捉えることもできる

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駆動方式はもちろん4WD(電動による「S-AWC」)を採用し、足回りについては詳細への言及はないものの、「車高の高いワンボックスであるにもかかわらず、乗用車のような乗り味で揺れが少ない」と説明されているので、アダプティブサスペンション等の導入がなされているのかもしれません。

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ミツビシ D:Xコンセプトのインテリアはこうなっている

ミツビシ D:Xコンセプトの特徴のひとつが「広い室内」であることはすでに述べましたが、D:Xコンセプトでは「広い運転席」を持つことも特筆すべき点で、大きなフロントウインドウ、そしてシースルーボンネット(モニターに車両フロント下部分の視覚を投影する機能)を採用することで”運転席が宙に浮いているかのような”エアリアルコクピットを実現しています。

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後席はシートを上下させてアイポイントを変化させることができるといい、もちろん前後回転させて2列めと3列目シートを向かい合わせにすることもできるようですね。

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なお、ヤマハとの共同開発による次世代オーディオシステムを搭載し、「立体感のある没入型サウンドシステム」を実現していることにも言及されており、移動中であっても快適な時間を約束してくれそう。

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D:Xコンセプトでは「上質さ」が追求されていることもトピックで、内装にはタンレザー、そして金属パーツにはグレーアルマイト加工が施されたアルミニウムを採用するなど「ギア感」にもこだわったとアナウンスされており、走行性能のみではなく快適性、そして所有する満足感など、あらゆる面において高いレベルにあるのがこの D:Xコンセプトであり、デリカD:5同様、もしくはそれ以上のヒット作となるポテンシャルを秘めていると思います。

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参照:MITSUBISHI

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