| ベゼルにはエクスポーズドカーボン、ケースはカーボン混入樹脂、ベルトにもカーボンインサート |
ここ最近、ドラゴンボールやワンピースとのコラボ腕時計を発表しているカシオG-SHOCKですが、今回はホンダジェットとのコラボレーションモデル(GWR-B1000HJ-1AJR、税込み126,500円)を発表。
ベースとなった「GWR-B1000」は”グラビティマスター”なるペットネームが与えられ、カーボン製ベゼルとカーボンコア構造を採用した軽量モデルです。
視認性を重要視した大口径ダイヤルを持つなど航空機とのコラボには「うってつけ」のモデルだとも言えそうですね。
デザイン監修はホンダジェットの設計・開発責任者
このGWR-B1000HJ-1AJRは単なるコラボモデルで片付けることはできず、というのもデザイン監修を行なったのがホンダジェットの設計・開発責任者である藤野道格氏であるため。
今回公開された動画においても、藤野道格氏が登場してその熱い想いを語っているほか、ホンダジェットとの高い共通性を持つデザインについても触れるなど、他のコラボモデルとは一線を画した一本となっています。
文字盤は通常モデルにはないホワイト、スモールダイヤルはブルー、12時位置のスモールダイヤルにはホンダジェット機体形状のインジケーター針が採用。
たとえばリューズはエンジンの「タービン」をイメージした特別仕様となり、ホンダジェットを表す「HJ」の文字も。
ベルトにはホンダジェットのスペックが刻まれ、MCS:最大巡航速度(422KTAS)、MOA:最大運用高度(43000FT)、RANGE:航続距離(1437NM)を示しています。
本体構造はカーボンモノコック+カーボンコアガード。
ベゼルは52層エクスポーズドカーボン、本体ケースはカーボン混入樹脂、ボタン類にチタンを使用したという、クルマ好きになんとも受けそうな一本。
さらには「タフソーラー」「電波(マルチバンド6)」採用ということでバッテリー交換や時刻合わせが不要なのもいいですね。
ちなみにケースサイズは50.1ミリ×46.4ミリと比較的大きく、しかしさすがカーボン採用だけあって重量はわずか72gに収まっています。
ベルトインサートもカーボン製で、うっすらとカーボン繊維が透けて見えますね。
ケース(外箱)もカーボン調。
ホンダジェットはこんな機体
こちらがそのホンダジェット。
航空機はホンダ創業者である本田宗一郎の夢であったといい、1962年に参入を表明し、2016年にようやくその夢が実現した、ということになりますね。
ちなみに1機あたり5.4億円、最初のオーナーはジェンソン・バトンだと報じられています。
Honda Jet Eliteはクラス最高水準の最高速度、燃費性能、最大運用高度を有する小型ビジネスジェット機。機体の胴体には強度と軽さを兼ね備えた混合素材を使用するなどホンダエアクラフトカンパニーの数々の技術進化により、GE Honda Aero Engines HF120のエンジンを主翼上面に取り付け、自然層流(NFL)のノーズ・翼・胴体を採用するなど、斬新な機体デザイン(OTWEM)を採り入れている。これら全てが最高のパフォーマンス、比類のないキャビンの広さを実現している。現在150機が世界で使用されており、2017年から3年連続で同クラス納入機数世界一を誇る。
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こちらは実際に身につけてホンダジェットに乗るパイロット。
なお、ホンダは比較的腕時計に対して積極的であるように見え、少し前にはセイコー・アストロンとNSXとのコラボモデルが発売された他、ホンダ公式グッズからも様々な腕時計が発売されていますね。
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