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スズキ・ジムニー ノマド(5ドア)が発表から4日で「売れすぎ」のため受注停止。月販台数1200台のところ5万台の注文が殺到、このままだと納車にかかるのは3年半

スズキ・ジムニー ノマド(5ドア)が発表から4日で「売れすぎ」のため受注停止。月販台数1200台のところ5万台の注文が殺到、このままだと納車にかかるのは3年半

Image:SUZUKI

| 「売れる」とは考えていたが、まさかここまでの受注が集まることになろうとは |

さて、1月30日に発表されたばかりのジムニー ノマド(5ドア)が4日後の今日、はやくも「売れ過ぎで受注停止」に。

ちなみにジムニー ノマドの月販販売台数は1,200台に設定されており、しかし現時点でなんと約5万台の受注が入っているといい、つまり4日間で「月販予定販売台数の42倍の台数を販売した」ということになりますね。

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現時点ではいつ受注が再開されるかは「未定」

もともとジムニーには「5ドア待望論」があったために一定数が売れるであろうとは考えていたものの、まさか「4日間で5万台もの受注が入る」とは想像できず、それはスズキも同じであったのかもしれません。

スズキによれば「早期に受注を再開できるよう、全社を挙げて取り組む」とのことではあるものの現時点では受注再開予定がわからず、そしてスズキは(これまでの経緯を見るに)ジムニー ノマドの増産を行わないと考えてよく、となるとまずは現在受けている注文分を粛々と生産するものと思われ、そして受注分の生産が完了するのは「42ヶ月後」。

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よって3年半は新規受注を受けることができない可能性が非常に高く、その間はプレミア価格にて取引されることとなりそうですね。

なお、スズキは今回の受注停止を受け、予定していた「全国の商業施設での先行展示会、ならびにイベントでの展示」を取りやめると発表しており、しばらくは「目にすることすらかなわない」ユニコーンのような存在になるのかもしれません。

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