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テスラ「サイバーキャブ」はゲーム機のコントローラーのようなものを接続して走行させることやラジコンのように「遠隔操作」を行うことができるもよう。実際に操作する様子が目撃される

テスラ「サイバーキャブ」はゲーム機のコントローラーのようなものを接続して走行させることやラジコンのように「遠隔操作」を行うことができるもよう。実際に操作する様子が目撃される

Image:Petersenmuseum(Instagram)

| ただしこのサイバーキャブの発売や登録に関しては様々な課題が山積みである |

そして発売時にはどのレベルの「自動運転」が実装できているのかも気になるところ

さて、テスラのロボタクシー「サイバーキャブ」はステアリングホイールやアクセル / ブレーキペダルといった”従来のクルマにはすべからく備わる”操作系が一切存在しないことでも世界を驚かせていますが、今回「ゲームのコントローラーのようなものを接続し車内からクルマを操作できる」「外部からも(ラジコンカーのように)車両をリモート操作できる」ことが明らかに。

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実際にテスラはサイバーキャブを「そのように」操作する

そしてこういった事実が明らかになったのは「ピーターセン自動車博物館への展示に際して」の、博物館関係者や目撃者からの情報に基づくもので、搬入に際しテスラのスタッフがクルマに乗り込み、コントローラーのようなものを接続し操作することで車両を搬入する様子が確認された、とのこと。

これはサイバーキャブが自動運転機能を実際には備えていないということを意味するわけではなく、博物館への搬入や館内での移動というシナリオを(自律運転システムが)実行できないからだと思われます。

テスラはサイバーキャブの展開を準備中

なお、テスラはこのサイバーキャブを実際に展開するための準備を進めており、「オペレーターの採用」を行っていることも明らかに。

これらオペレーターはテスラが運営する自社のロボタクシー軍団(おそらく2027年までに)を安全に機能させるために働く予定だとされていますが、サイバーキャブが自力で解決できない(今回の博物館搬入のような想定外の)安全問題やナビゲーションの問題をリモートで解決するために車両を操作することとなるもよう。

ただ、こういった技術的な問題がサポートされたとしても、実際のサービス運営に関しては様々な問題が存在し、たとえば「車両の清掃やメンテナンスはどう行うのか」。

これは無視できない規模のコストだとされ、ゼネラルモーターズ(GM)は実際の車両維持に必要な資本の大きさを考慮し、クルーズ(自動運転サービス事業)からの撤退を決めています。

しかしながらテスラの場合、「法人」がこのサイバーキャブ軍団を運営するのではなく、「個人」への販売と運用を前提としており、ここが数多くの「ロボタクシー会社」とは異なる部分だと考えてよく、車両のメンテナンスは「個人に任せよう」ということなのかもしれません。

そしてまた別の問題としては「法規制」が上げられますが、これに関しては「自動運転車に関する規制がほとんどない」テキサス州からサービスを開始するであろう、と見られているようですね。

そしてこの規制については、イーロン・マスクCEOとドナルド・トランプ新大統領との親しさを見るに、テキサス州以外でも「なんとでもなる」のかもしれません。

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