
| やはりエレクトリックパワーの威力は凄まじかった |
911はタイカンの前でかろうじてその矜持を保つ
さて、数々のドラッグレース動画を公開している英国Carwow。
今回はなんと「ポルシェ全ラインアップ」という驚くべきドラッグレースを実施しYoutubeチャンネルへと公開しています。
このラインナップは「911」「タイカン」「パナメーラ」「カイエン」「718」「マカン」からそれぞれ1台を選んだもので、グレードにはバラつきがあることには要注意。
それでも、ポルシェの現行ラインナップが一同に揃うことは例がなく、なかなかに興味深い動画となっています。
ドレッグレースに参加するポルシェの現行ラインナップはこんな面々
そこで今回のドラッグレースに参加するメンバーを見てみたいと思いますが、まず911シリーズからは「911ターボS」。
出力は640HP、車体重量は1,640kgです。

続いてタイカン・ターボS。
761HPと最も強力ではあるものの、車体重量は最も重い2,295kg。

640HPを発生するカイエンのトップレンジ「ターボGT」、重量は2,220kg。

パナメーラ・ターボSは車体重量2,080kg、出力は630HP。

718ボクスターGTS 4.0はこの中では唯一自然吸気エンジンを積み、そして後輪駆動車となります(ほかはすべて4WD)。
出力は400HP、車体重量は1,435kg。

マカンGTSは440HPを発生し、車体重量は1,960kg。

実際にドラッグレースを走ってみたらこうなった
そしてこれらのポルシェが並ぶとまさに壮観。

そして一斉にスタートすることになり・・・。

ここで抜け出したのは軽量な718ボクスターGTS、そしてパワーウエイトレシオに優れる911ターボS、そしてもちろんもっともパワフル、そして立ち上がりに優れるエレクトリックモーターを積むタイカン・ターボS。

そして順位は下記のとおりとなっており、やはり911はそのトップの座を死守し、自然吸気エンジンを積む718ケイマンGTSはスタート以降速度が伸びずちょっと不本意な結果となったようですね。
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911ターボS・・・10.3秒
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タイカン・ターボS・・・10.6秒
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パナメーラ・ターボS・・・・11.0秒
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カイエン・ターボGT・・・11.7秒
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718ボクスターGTS・・・12.3秒
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マカンGTS・・・12.7秒
ポルシェの現行ラインナップが揃ってドラッグレースを走る動画はこちら
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参照:carwow