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パガーニが新工場&ショールームの様子を動画で紹介。こだわり満載の建物に

2016/12/03

| パガーニは近代で最も成功した新興スーパーカーメーカーの一つ |

パガーニが新工場とショールームを建設し、その様子を動画で公開。
5800㎡の敷地を有し、デザインスタジオ始め、パガーニの全てをここで完結できるようです。
今回の建設にあたってはオラチオ・パガーニ本人、そして息子のクリストファー・パガーニ氏によって進められてきたとのことですが、これはパガーニの顧客が所有するお城にインスパイアされた形状を持っている、とのこと(オラチオ・パガーニ氏がフランスの顧客を訪問したときにその所有物件を見た)。

オラチオ・パガーニ氏はランボルギーニのチーフエンジニアを務めていたことでも有名ですが、そこで培ったカーボン技術がパガーニの各モデルに生かされることに。
なおオラチオ・パガーニ氏はランボルギーニに対してさらにカーボン化を進めるように進言したものの、それが受け入れられずに自分でパガーニを設立した、とされています。

そのためかショールームにはカウンタックなどランボルギーニ車の姿も見えますが、パガーニ(車)そのものはエンジンはメルセデスAMG製であったり、本人はポルシェ918スパイダー、ケイマンGT4に乗る姿が目撃されたり、と幅広いメーカーに対して愛情を注いでいる様子。

他にも氏のコレクションであるジャガーEタイプ、フォードGTなどが展示されているとのことで、まさにオラチオ・パガーニ氏は生粋のカーガイと言えそうですね。

なお時計はパガーニの特徴でもあるクワッド・エキゾーストを再現したデザイン。

関連投稿:パガーニ・ウアイラBCはこう納車される。本社にて引取の様子が動画にて公開

おなじみユーチューバー、Shmee150氏が友人のパガーニ・ウアイラBCの納車に同行。
ウアイラBCはわずか20台のみの限定で、この友人は納車まで2年待った、とのこと。
このウアイラBCはダークグリーンのクリアカーボン仕上げでオレンジのアクセントを持つ、何ともセンスの良い個体。
内装にはタンレザーがあしらわれ、非常に上品な仕様ですね。

納車は新しく完成したパガーニ本社にて。
今回ぼくはパガーニ本社を訪問する時間が取れませんでしたが、次回はパガーニ本社、そしてフェルッチオ・ランボルギーニの生家を改装した博物館にも訪問したいと考えています。

パガーニ社屋内にはもちろん歴代パガーニ、そして創業者であるオラチオ・パガーニ氏のコレクションも。
パガーニ氏はもともとランボルギーニにて技術者として働いており、そのためかカウンタックの姿も見えますね。

さて待ちに待った車との対面。
円形のカーテンにて囲まれています。
左にいる人物はおそらくオラチオ・パガーニ氏本人だと思われます。

カーテンが電動にて持ち上がり、車が登場。
ここでパガーニの従業員たちが集まり、一斉に拍手。

ウアイラBCの置いてある場所はターンテーブルとなっており、そのままテーブルを回転させて納車後初ドライブへ。

動画では各部のスイッチの説明、使用方法、グローブボックスの中、各収納スペースなどを詳しく解説。
これまでも様々なパガーニ・ウアイラの動画が公開されていますが、これはそれらの中でも群を抜いて丁寧に説明されています。

なお友人のグレッグさんのインスタグラムはこちらで、他の所有車も見ることができます。
フェラーリFXX K、GTC4ルッソほか多数の車を所有していて羨ましい限りですが、多くは「グリーンとオレンジ」にペイントされており、グレッグさんの「お気に入りカラー」であるようですね。

関連投稿:パガーニ・ウアイラBCが北米に到着。シャシーナンバー00のプロトタイプ

パガーニ・ウアイラBC発表から3ヶ月、ようやく最初のウアイラBCが北米に到着。
実際に走行しており、高回転ではありませんがそのサウンドを聞くことができます。

ウアイラBCはパガーニの最初の顧客(イタリアからアメリカに渡り財をなしたBenny Cayola氏)に敬意を表して作られたもので、現在のところウアイラにおいては最も高いパフォーマンスを誇るモデル。
限定台数は20台のみで2億8000万円程度の価格に関わらずすでに完売済み、と伝えられます。

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