ドナルド・トランプ大統領の「関税爆弾」がテスラのサイバーキャブとセミ”量産の夢”を吹き飛ばす
Image:Tesla | 連日その政策が変わってしまうトランプ政権への対応に自動車メーカー各社は「大わらわ」である | 過去、これほどまでに混乱を招いた政策はないであろう さて、ドナルド・トランプ大統領政権下で揺れ動く世界の自動車業界ですが、今回は「テスラが、サイバーキャブ(ロボタクシー)とセミトラックの量産に必要な中国製部品の輸入計画を一時停止した」と報じられています。 これはもちろん「中国製のパーツにも関税が課される」からで、当初の予定であった34%の関税であれば(テスラは)これを吸収する予定であっ ...
スバルが突如として新型EV、「トレイルシーカー」を発表。ソルテラの上に位置し、未来派となったソルテラとは対照的に「アドベンチャーな外観」を採用
Image:Subaru | 基本的にはソルテラを「大きくタフにした」クルマだと考えて良さそうだ | どうやらスバルは「電動化」に本腰をいれるようだ さて、スバルが相次ぎニューモデルを発表していますが、それらいずれもが驚きをもって迎えられており、この「トレイルシーカー」もそのひとつ。これはブランニューモデルということになりますが、ソルテラの上に位置するEVというポジションを持っていて、ソルテラよりも長く、高く、広々としており、さらにはAWDが標準装備、そして1回の充電で420km以上の航続距離を実現してい ...
テスラ、カリフォルニアでの販売とシェアが急落。ただしテスラの販売が減ったぶん全てがほかのEVへと流れたわけではなく、これはEV市場全体への警鐘となりうるか?
| つまるところ、いまだに「テスラに代わる選択肢」が一部の人々にとっては存在しない | ただし直近では「駆け込み需要」「いくつかのブランドの在庫処分」もあり、実態を表しているとは考えにくい さて、2025年第1四半期、(米国でもっともEVの販売比率が高い)カリフォルニア州におけるEV市場全体は7%以上の成長を見せたものの、テスラの同州での販売台数は15%以上も減少したことが明らかに。 この記事のサマリー 2025年第1四半期、カリフォルニア州におけるテスラのEV市場シェアは43%に低下。 同州のEV販売全 ...
世界最強の内燃機関車がここに誕生──ヘネシー・ヴェノム F5 エボリューションは2,031馬力、ゼロから時速322kmまでの加速はわずか10.3秒
Image:Hennessey | ヴェノムF5 エボリューションは、ハイパーカーの世界をさらに狂わせる存在に | 馬力・スピード・快適性すべてが桁違い。今後の速度記録チャレンジにも期待がかかる テキサスを拠点にハイパーカーを生み出すヘネシー・スペシャル・ビークルズの最新ハイパーカーが「ヴェノムF5」。そして今回、ヘネシーと伝説的なレーシングエンジンビルダーIlmor Engineering(イルモア)とのタッグによって世界最強のガソリン車「ヴェノム F5 エボリューション」が誕生することに。 このヴェノ ...
【リコール情報】ポルシェ、2022〜2023年製タイカンをリコール──助手席エアバッグが無効化される恐れ。ポルシェは原因の特定に1年を要する
| それでもポルシェのスピーディーかつ真摯な対応は高く評価できる | ポルシェはリコールこそ少なくはないものの、「程度の軽さ」「スピーディーな対応」という点で一定の信頼を得ている ポルシェが「2022年1月3日から2023年3月31日までに製造された一部のタイカン(Taycan)モデルを対象に、助手席エアバッグが誤って無効化される可能性がある」として、米国道路交通安全局(NHTSA)にリコールを届け出ることに。 近代的なシートセンサーに潜む落とし穴 最近のクルマには、助手席に人が座っていない場合はエアバッ ...
「あの頃のGクラス」が帰ってきた──40年前の初代Gクラスっぽい「メルセデス・ベンツ Gクラス エディション ストロンガー ザン ザ 1980s」が限定販売
Mercedes-Benz | 近年のメルセデス・ベンツの車名はとても覚えにくい | これはもう発表時点で「コレクターズアイテム」決定である 現在ではオフローダーというよりはセレブリティの乗り物と知られるようになったメルセデス・ベンツ Gクラス。しかし、そのルーツをたどれば、かつてはミリタリー由来の無骨な本格オフローダーであり、今回メルセデス・ベンツはそんなGクラスの原点をオマージュした限定モデル──その名も「メルセデス・ベンツ Gクラス G-Class エディション ストロンガー ザン ザ 1980s( ...
ブガッティ・ボリードを所有するということ──富豪の中のさらに選ばれし者飲みが許される「特権」。タイヤ交換は60kmごと、その費用は120万円、そして燃費はリッター「1.3km」【動画】
| 走るだけでも「一回で数十万円」が飛んでゆき、走らなくても同じくらいの維持費がかかるのがこのボリードである | ブガッティの所有には、とんでもない情熱と愛情、そして資金と忍耐が要求される さて、現在ブガッティはサーキット走行専用ハイパーカー「ボリード」の納車を進めているところではありますが、今回既に納車を受けたアメリカの大富豪、マニー・コシュビン氏がその「あまりに通常のクルマとはかけ離れた」取り扱い方法、そして維持費について紹介する動画を自身のYouTubeチャンネルにて公開することに。 なお、同氏は今 ...
え?これがスバル?「もっと冒険を」という意欲を駆り立てる新型アウトバック ウィルダネスがデビュー、スバルの「新しい顔」を採用しボディ形状は「SUV」に
Image:SUBARU | 新型アウトバックは従来モデルとは全く異なるモデルへと進化 | スバルは直近のニューモデルにおいて「一気に」そのデザインを変化させてきた さて、スバルが北米で一気に新しいラインアップを発表して話題となっていますが、おそらくもっとも注目を集めるのがこの「アウトバック ウィルダネス」。これは7代目アウトバックファミリーの一員としてデビューした最新のウィルダネスで、最低地上高が上がり、ウィルダネスバッジが増え、コッパー(銅色)のアクセントが施されています。 しかしもちろん、それだけで ...
フェラーリどらやき「量産バージョン」到着。納車に向けどらやきを輸送するのはルイ・ヴィトンの特注トランク「コトヴィル」
| F1グランプリの優勝トロフィーを収めるルイ・ヴィトンのトランクとはちょっと様相が異なるが | ちなみにこのどら焼きは「ハイブリッド」構造を持っている さて、フェラーリ296GTBの納車時に(関係者に)配布する予定の「フェラーリどら焼き」が到着。余裕をもって50個を注文していますが、オートカヴァリーノさんはじめ、お世話になっている法人や個人へと配る予定です。 ちなみにこの「跳ね馬」は焼印にて再現しており、こちらがその焼き印。 https://www.flickr.com/photos/110074903 ...
アウディR8の復活がVWグループ幹部によって公式に否定される。「今の我々には、ガソリンエンジンを積むミドシップスーパースポーツをラインアップに加える計画はありません」
Image:Audi | おそらくアウディとしては「復活させたいのはやまやま」であろうが、そこにかかるコストを考慮すると「現実的に無理」なのだろう | 一方、TTは次期ポルシェ718ベースにて復活するというウワサも さて、ちょっと前には「ランボルギーニ・テメラリオの兄弟車として、アウディR8が復活する」というウワサがまことしやかに囁かれましたが、今回フォルクスワーゲン・グループ・オブ・アメリカの新しいCEOであるキェル・グルーナー氏が「伝説的な全輪駆動スーパーカー(つまりR8)を復活させる計画はない」と明 ...