
スーパーカーを購入したことで何かが変わったか?
最近ふと「スーパーカーを購入して変わったこと」について考えることがあります。
まず、スーパーカーを購入して何かが変わったかという問いに対しては、間違いなく「イエス」。
そして何が変わったのかというと、「今まで存在すら知らなかった世界を知ることができた」「今までできなかったことや無縁だったことができるようになった」ということ。
スーパーカーに乗っていないと入れない世界がある
具体的には、「今まで接点がなかった人びととの繋がりができた」ということがまず挙げられます。
つまり「スーパーカーオーナー間のネットワーク」のようなものですが、その末席に加えていただくことで、先輩オーナーさんからいろいろと教えていただく機会ができ、またいろいろなお誘いもいただいたりして、これは大変感謝するところ。
いままで聞くことができなかったようなお話を聞くことができ、今まで見ることができなかったものも見ることができたり、ということですね(中にはそういった話やモノが存在していたことすら知らなかったものも)。
その他だと様々なイベントに呼んでいただけるようになったこと。
織戸学選手、松田秀士選手、新井敏弘選手のドライブでスーパーカーを試乗したり(ほかにも多くのレーシングドライバーとご一緒させていただいた)、様々なパーティー等にお声がけいただけるようになった、ということですね。
こういった体験は「お金を払ってもまずできないんじゃないか」と考えられるものばかり。
それは自動車イベントだけではなくボートやヨットの試乗、宝飾品や腕時計関連のイベントであったり様々で、そういったイベントに参加することでまた世界が広がってゆく、と実感しています。
これらは(どこか別に入口があったのかもしれないけれど)それまでのぼくの人生とは無縁のもので、しかしスーパーカーを所有することで「その新しい世界への」扉が開けたのだ、と言って良いかもしれません。※おそらくランボルギーニにはランボルギーニの、フェラーリにはフェラーリの、アストンマーティンにはアストンマーティンそれぞれの扉と世界がある
そしてもうひとつ感じるのは、「スーパーカーは世界の共通語である」ということ。
この前にイタリアやドバイを訪問したときにも感じたことで、スーパーカーに乗っているというだけで体験できる別の世界があるということを知ったわけですが(それは香港でも同じ)、まさにスーパーカーは新たな世界へのパスポートなのかもしれない、と今更ながらにぼくは感じています。
スーパーカーを買うということは、新たな人生を手に入れることなのかもしれない
スーパーカーといえども「単なる車」には違いはなく、しかし「たかが車、されど車」。
かつてブガッティの前CEO、ウルフギャング・デュラハイマー氏が「ブガッティを買うということは、車を買うということだけではない。人生を買うということでもある」と語っていましたが、まさにその通りなのかもしれません。
スーパーカーは「高い買い物」に違いはなく、しかし同時にお金では買えない体験をさせてくれたり、その存在すら知らなかった世界を見せてくれるのもまた事実。
ぼくは「スーパーカーの世界に思い切って飛び込んでよかった」と心底感じていますが、もし飛び込むのを迷っている人がいるのであれば、「迷わず、そしてできるだけ早くこちらの世界に来たほうが確実に人生が豊かになる」とここで断言できます。
そして同時に、新しくスーパーカーの世界に入ってきた人びとに対し、ぼくが諸先輩方から受けた恩を返してゆくのが自分の存在理由であるのかもしれない、とも考えています。
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