2018年2月の輸入車販売状況。ランボルギーニはフェラーリと同数を販売、ポルシェは苦戦

｜　アメ車が意外と好調、スマートは壊滅的　｜

JAIAの発表による、2018年2月の輸入車登録ランキング。
これまでと順位に大きな変動はないものの、気づくのは久々にジャガーがちょっと戻していること（前年比74％ですが、それでも先月やその前にくらべるとずいぶんいい）、スマートが前年比15.9％、と下落が止まらないこと。
相変わらずメルセデス・ベンツは100.7％という「100％をちょっと超えた」数字で、相当にきつくノルマが管理されていることもわかります。

マクラーレン、アストンマーティンはもっと売れてもいい？

ちょっと皮肉なのは、フォードが撤退したのちのアメ車が好調なこと。
ジープ131％、シボレーとキャデラックは両方とも140％。
アルファロメオはジュリア効果なのか168％と好調で、ルノーはメガーヌが人気だと思われ前年比644％と驚愕の伸びを見せています。

ポルシェは前年比74％とちょっとキツそうで、フェラーリは入荷の関係かめずらしく98.4％と前年割れ。
反面、我らがランボルギーニは190％と大きく伸び、販売台数ベースだとフェラーリと同じ「61台（昨年3月、一度だけフェラーリを逆転している）。
マクラーレンは162％と伸びているものの台数だと13台、アストンマーティンは19台（73％）。

なお、2017年における全世界の販売台数だとフェラーリ8,348台、マクラーレン3,340台、ランボルギーニ　3,815台、アストンマーティン台　5,117台。
これを「2017年における、世界販売に占める日本の比率」として算出するとフェラーリは日本の構成比9.3％、マクラーレンは4.9％、ランボルギーニは12.5％、アストンマーティンは6.3％。
ランボルギーニの（日本）構成比がかなり高いことがわかりますが、マクラーレン、アストンマーティンは逆に低いこともわかりますね。

2018年2月の輸入車登録ランキングを見てみよう