R56ミニクーパーSの後に購入したフォルクスワーゲン・シロッコ。
新車ではなくデモカーでの購入です。
シロッコはなぜか新車では異常に高く(その後さすがに値下げされていますが)、ずっと欲しかったのですがとうてい手が出ず、しかしデモカー落ちで手頃な個体が出てきたのでチャンスを掴んだ次第です。
デモカー落ちなので程度がよく、保証も継続されたので安心して乗ることが出来ました。
デザインはワルター・デ・シルヴァ、つまりガヤルドLP560-4のデザイナーと同じで、シロッコはシルヴァがVWアウディグループのデザインデイレクターに就任した後の初の市販車でもあります。
そのために他のVWとは異なるデザインテイストを持ち、内外装とも旧来のVWとは一新されたイメージを持ちますが、ギリギリでLEDを搭載されなかった世代の車でもあり、デイライトは電球を使用するというレトロな部分も。
かつ、スポーティカーといえどもVWの常として車高が高く、これは許容範囲を超えていたのでKWスプリングでローダウン。
その上でホイールは軽量なもの(マットブラック)へと交換しており、フロントからリアにかけてバレンチノ・バルボーニ風ストライプを入れるとことで「ランボルギーニ・ガヤルドLP550-2バレンチノ・バルボーニ」風の外観を再現しています。
このシロッコは非常によく目立ち、声をかけられることも多かったですね。
その反面、シロッコという車名に馴染みがなく殆どの人はそれを知らず、フォルクスワーゲンの受付の女性もうっかり「シッコロ」と言い間違ったりということもありました。
車としては非常によく出来ており、それまで乗っていたミニに比べて質感が非常に高いと感じます。
内装に使用される素材、とくにレザーは高品質で滑りがよく、ポルシェだとオプション扱いのスムースレザーが標準でついてくるところも驚き。
ウインカーレバー、各種スイッチのタッチも優れ、「どうりで(VW車は)世界中で売れるわけだ」と感心したことを覚えています。
ただ、この車は「呪われた車」と言ってもよく、不可避な事故でリアフェンダーを凹ませて板金修理(修理のための板金はぼくにとって初めて)、これも不可避な状況で落下物にヒット(保険を使用したがこれもはじめての使用)など事故が相次ぎ、その他様々な事情があって乗り換えることに。
なお、購入金額は270万円で売却金額は240万円なので、悪くはないですね。
次にVW)車を購入することがあれば、やはりデモカー落ちなど程度の良い中古を安く拾いたいと考えています(VWは値落ちが大きいので、ぼくの中では「新車で購入してはいけないメーカー」筆頭です)。
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