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素晴らしい車だが印象と存在感が薄い、アウディTT(2010-2011)

2014/01/04

VWシロッコの後、これもデモカー落ちを抑えたアウディTT。
そのため色や仕様は選べず、しかし多数オプションのおまけ付き。

外装ボルケーノ・レッド(新色)と内装エクリュ(オフホワイト)の上品な仕様で、およそぼくらしくないカラーでしたね。
純正ホイールはスタッドレス用にしたので、新たに軽量ホイール(シロッコと同じもの)を購入してサマータイヤ用に使用していましたが、引き締まって良い感じでしたね。

なおTTはぼくのあこがれでもあり、いつか手にい入れたいと考えていた車だったので、この車との出会いはタイミング的に良かったと考えています。

ドアミラーはTTS用のスパッタリング加工されたものへ変更し、OSIRのカーボンスプリッタを装着する、灯火類をLED化する、フォーリングスをブラックにする、フロントサイドグリルをアルミメッシュにする、コーディングによってデイライトをアクティブにするなど、意外と手をかけたところがあります。

その他カスタムは行っていませんが、走行性能にまったく不満はなく、内装もきしみ音ひとつせず、どこへ乗って行っても恥ずかしい思いをすることもなく、今まで乗ってきた車の中では「完璧」といえる車ですね。

内装に使用される皮革もなかなか質が高く、シートベルトも内装色とおなじになるなど細部にまで気遣いが見られます。
かつ、ドアはかっちりと閉まり半ドアになりにくく(なぜかこういった細かいところを憶えている)、満足度の高い車でもありました。

ただ、その反面優等生過ぎて刺激が少なく、ぼくの中では非常に記憶の薄い一台でもあります。
もしかすると数年すれば、このTTを所有していたことすら忘れてしまうかもしれません。

そんな感じでまったく不満はなかったのですが刺激が足りず、その折に発売されたレンジローバー・イヴォークの価格が思ったより安かったこともあり、イヴォークを予約注文して乗り換えることに。

なお購入は380万円ほど、売却は250万円ほど。
残価設定ローンでの購入でしたが、値落ち幅が想定より大きく、残債と売却金額がほぼイコールに。
そのため、アウディにまた手を出そうという気にはなかなかなれません。

ただ、アウディを所有したということはぼくの中でひとつの転機となり、品質についての新たなスタンダードを確立できたと考えています。
サイドウインドウの開閉スイッチがランボルギーニ・アヴェンタドールと同じだとか、ルームミラーとアクセルペダル、ブレーキペダルがランボルギーニ・ウラカンと同じだとか、そういったところにも気付いたり、とても良い経験になったと思います。

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