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テスラ・モデル3のカスタム参入組続々(今回はヴォルシュタイナー)。台数が見込めるためカスタムパーツも豊富に出てきそう

2019/07/08

| EVはパフォーマンスアップができないのが痛いところ |

アフターパーツメーカー、ヴォルシュタイナーがテスラ・モデル3向けのカスタムパーツを発表。

ヴォルシュタイナーはランボルギーニやポルシェ、フェラーリ、マクラーレンといったスポーツカー、そしてBMWやアウディ、レクサス、ロールスロイスといったプレミアムカーを得意としますが、公式サイトを見るに、テスラはどうやら「初」の対応となるようです。

テスラ・モデル3はこれからデリバリーが増えることで市場も巨大化?

テスラ・モデルSそしてモデル3は相当に台数が出るクルマで、とくにプレミアムサルーンというセグメントにおいて、モデルSはメルセデス・ベンツSクラスやBMW 7シリーズを抑えて長らく首位に立っています。

ですが、それに比べてテスラ専門のチューナー(たとえばメルセデス・ベンツに対するブラバス、BMWに対するACシュニッツァーのような)は存在せず、その理由はおそらく「EVだから」。

そして「EVだから」という理由のひとつは、「EVは嗜好性が低い」。
つまりはクルマとしてよりガジェットとして選ばれたり、エコを意識して購入するのでカスタムには関心がない人々が主なオーナー、ということですね。

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もうひとつの理由としては「EVは性能向上ができない」。
つまりバッテリーやモーターを触るわけにはゆかず、しかしプログラムも弄ることが(安全上)できないので性能をアップさせることが出来ず、よってチューナーとしての存在意義を示せないのかもしれません。

ですが、それでもこれだけ台数が出てくると「人と差をつけたい」オーナーは少なからず存在し、これから相当数が納車されるであろうモデル3については、このヴォルシュタイナー含むいくつかのメーカーが対応開始。

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今回のカスタム内容を見ると、カーボン製のフロントスプリッターにリアスポイラーというエアロパーツ、そしてヴォルシュタイナー得意のホイールが装着されています。

フロントスプリッターにはウイングレットが設けられ、リアディフューザーはレーシングカーばりの深さを持つという過激な内容ですが、なかなかにキマっているようですね。

今回アナウンスはないものの、車高もちょっとダウンしている模様。

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なお、ヴォルシュタイナーによると現在これらパーツ、ホイールは「受注受付中」とあるものの、価格等の情報は不明です。
日本だとプロスタッフが代理店となってヴォルシュタイナー製品を輸入していますが、まだそちらにも記載はなく、もうちょっと待つ必要がありそうですね。

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ほかにはこんなテスラのカスタムパーツも

そのほか、モデル3向けのカスタムパーツだと、メルセデス・ベンツやランボルギーニが得意なRevozportが参入済み。

テスラ・モデル3のカスタム第一号登場。カーボンパーツ装着とローダウンにてイメージ一新。テスラはちょっとカスタムするとやたら格好良くなるようだ

そのほか、まだモデルSのみですが、フェラーリ、マクラーレン、ランボルギーニ等スーパースポーツのチューニングを手がけるノヴィテックもテスラのカスタムに参入。
追ってモデル3の対応が発表されそうですね。

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