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走行わずか72キロのポルシェ918スパイダー(マルティニカラー)販売中。その価格2.5億円

2018/10/16

| ポルシェ918スパイダーの相場はまちまち。やはりヴァイザッハパッケージは強い |

ポルシェ918スパイダーの「マルティニ・ストライプ」仕様が中古市場に登場。
918スパイダーは2013年の発売ですが、同時期に発売された限定モデル、ラ・フェラーリ(499+1台)とマクラーレンP1(375台)が「一瞬で」完売したのに対し、売りきるまでに21カ月もかかってしまったクルマ。

限定台数が「918台」とラ・フェラーリ、マクラーレンP1に比べて多かったこともありますが、ほか二台に比べて「エレクトリック色」が強かったことも影響しているのかもしれません(PHEVはやはりピュアではない、という印象)。

なお、もう3年の保証が切れた、もしくは最後のほうの個体でも「保証が切れる」時期でもあり、ここから価格が下がるのではないかという懸念も持たれているようです。

走行わずか72キロ、価格は2億5000万円

今回販売されているのはニューヨークのエキゾチックカーディーラーで、車両には軽量スパルタンな「ヴァイザッハ・パッケージ」が装着され、さらに純正オプションの「マルティニ・ストライプ」入り(ボディカラーはオニキス・ホワイト)。
なお、このストライプは「ステッカー」となっていて、ここはランボルギーニやフェラーリのストライプが「ペイント」で反映されるのとは大きく異なる部分ですね(それでもオプション価格は100万円近い)。

ちなみに販売価格は2億5000万円で、ポルシェ918スパイダーとしては「かなり」高い部類です。
走行はわずか72キロなので「コレクション用」として購入されたものであるのは間違いなさそう(完売するのに苦労したほどなので、短期間の転売を狙ったものではない)。

ポルシェ918スパイダーのパフォーマンスとしては4.6リッターV8エンジンに3個のエレクトリックモーター(トランス見ションにひとつ、フロントアクするに2つ)を組み合わせて887馬力を発生。
もちろん4WDとなり、強力なトラクションとモーターのトルクを活かして0-100キロ加速2.7秒、最高速は340km/hというもの。

発表時にはニュルブルクリンク市販車最速タイム(7分切り)をマークし、ながらく王者であったのも記憶に新しいところですね。

「ヴァイザッハ・パッケージ」を選択すると、ホイールはマグネシウム製、軽量ブレーキやチタンホイールボルト、セラミックホイールベアリング、そして専用エアロパーツなどが付与。
911GT2RSでも導入され、今後GT系にはポルシェの新たなる「金の成る木」として導入されてゆく可能性大ですが、非常に高価なオプションではあるものの、これを装着していると売却時には非常に有利だと思われます。

マグネシウムホイールは(GT2RS用で)「600万円」にて販売されており、その高価さには驚かされますが、「パッケージ」にて装着するとまだ割安に抑えることができ、その意味でもやはりヴァイザッハパッケージはぜひ選びたいオプションですね。

なお、ポルシェにおいてはハイブリッドモデルにはグリーンのブレーキキャリパー、カーボンセラミックブレーキ(PCCB)にはイエローのブレーキキャリパー、「S」以上のハイパフォーマンスモデル(スチールローター)にはレッドキャリパー、タングステンコーティングブレーキ(PSCB)にはホワイトキャリパー、という一定の法則が存在。

インテリアはブラックがベースで、オプション装着されるのは「カーボンフロアマット(約20万円)」とボディカラー同色キー+レザーポーチ(16万円くらい)の二点のみ。
カーボン製軽量バケットシート、サラウンド・サウンドシステムは標準装備、とのこと。

ギアのセレクターはステアリングホイールの右側に。

このドリンクホルダー(カップホルダー)はなかなかナイス。
部品単体で取り寄せ、ランボルギーニ・ウラカンに取り付けできないか?と考えたりします。※ウラカンにはドリンクホルダーが標準設定されないのでちょっと困っている

助手席足元には消火器。
シートベルトにもパイピング(というか端のカラーが変更されている)が入っていますね。

VIA:MotorGT

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