| マンソリーによるフェラーリF8XXの出力は「880馬力」
例によってこのカスタムに「どれくらいかかったのか」は公表されていない
さて、マンソリーがフェラーリF8スパイダーをベースにしたコンプリートカー、F8XX最新バージョンを公開。
見ての通り「左右色違い」しかもグラデーションをボディカラーに採用していますが、驚かされるのは「前後でも色が違う」ということ。
さらにボディ上にはイタリアンカラー、そしてホワイトのストライプや「F8XX」のレターが入り、ペイントには相当な時間がかかっているのかもしれません。
マンソリー製「フェラーリ F8XX」はこんな仕様を持っている
そこでこのF8XXをもう少し詳しく見てみると、フロントバンパー、フロントフード、フロントフェンダーが変更され、サイドにはエアロパーツとドアミラーカバー、そしてリアでもバンパーが変更されたうえで大型ディフューザーとスプリットウイングが追加されることに。
さらには追加のエアローパーツ、Aピラー、ルーパー、各部のパーツには鍛造カーボンファイバーが用いられ、ホイールはフロント21インチ/リア22インチという前後異径サイズ(マンソリー製のYT.5)、そしてカーボンファイバー製のエアロディスクも装着されています。
インテリアはいっそう凄まじく(内装カラーは左右非対称ではないようだ)、文字通りすべてが「張替え」られ、ダッシュボードやセンターコンソールにはイタリアンカラーのストライプ、ダッシュボードやシート、ドアインナーパネルにはホワイトのパイピング、そして両脇にレッドとグリーンのステッチを施すことでやはりイタリアンカラーに。
シート表皮にはパーフォレイト加工が施され、フロアカーペットはダイヤモンドステッチ入りのレザーへ、そしてフロアマットもやはりレザー。
シートのヘッドレスト、そしてターコイズへと交換されたシートベルトには「MANSORY」ロゴが入ります。
ステアリングホイールのグリップやセンターパッドもターコイズレザーへと張り替えられ、フェラーリのエンブレムの代わりには「MANSORY」ロゴが入りますが、これはフェラーリのエンブレムや文字を残しておくと「フェラーリに訴えられるから」だと思われます。
そのほかシフトパドルのサイドにもイタリアンカラーのドリームライン、そしてエアコン吹き出し口やスイッチなどにもターコイズのアクセント。
おそらくは「とんでもない改造費」がかかっているものと思われますが、それでも「改造費を上回る満足感」が(オーナーにとって)得られるのだと考えてよく、だからこそここまで多くのマンソリーによるカスタム車両がリリースされているのかもしれません。
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参照:Mansory(Facebook)