さて、先日マツダ・ロードスターRFに試乗しましたが、ここで購入候補として見積もりを取得し、その詳細について検討してみます。
オプション込みの総額は460万円程度ですが、まだここから必要な部分もあり、それらもあわせて考えることに。
まずは購入時初期の費用等(合計460万円)内訳を見てみましょう。
自動車税 6,500
自動車取得税 102,800
自動車重量税 36,900
自賠責保険 40,040
OSS申請代行費用 15,552
証明書等管理業者利用料 11,880
納車費用 9,720
検査登録費用 3,240
車庫証明 2,700
希望番号 7,020
資金管理料金 380
MAZDASPEED フロントアンダースカート+リアスポイラー 69,012
MAZDASPEED サイドアンダースカート 42,336
MAZDASPEED リアアンダースカート 38,417
LEDアクセサリーランプ 31,212
フロアマット 28,728
合計 4,620,207
続いて支払いプラン。
ちょっと驚いたのは最近のマツダ車の残価の高さ。
以前はマツダというとドーンと値引きをして販売し、そのため中古価格も下がって、ひいては下取りや売却も下がるという負の連鎖が発生しており、そのためにマツダ車を一回購入するとまたマツダを選ばざるを得ない(マツダ→マツダだと値引き額も大きいので)、という「マツダ地獄」が有名でした。
しかしながら4年ほど前のCX-5から値引き販売を行わない方向へ転じており、下取り価格もそれに応じて上昇中。
今回のロードスターRFだと3年で50%、5年で30%、とジャガーやマセラティ以上、ポルシェと同等の残存率に(CX-5のディーゼルモデルだと、5年後の残価は55%程度になるという)。
さてここで3年、5年の場合において、もし「フルローン」でマツダ・ロードスターRFを購入した場合、月々の支払いがどうなるかを見てみます。
3年だと毎月83,822円、5年だと62,443円でマツダ・ロードスターRFが購入できる、ということになりますね。
実際には頭金を入れることになるので、もっと毎月の支払いは低減されることになりますが、それでもこの毎月の支払額は「思ったより」低く、これはマツダ・ロードスターRFの残存率の高さに助けられていると考えて良いでしょう。
クレジット元金 4,620,207
残価額 1,905,000
毎月 83,822
クレジット元金 4,620,207
残価額 1,333,000
毎月 62,443
車体色に関しては「マシーングレー」を選択していますが、これはおそらくこの色が最も似合うだろう、と考えたことが理由。
マツダというと「ソウルレッドプレミアムメタリック」ですが、この色は増えすぎたこともあり、差別化の意味もあってやはりマシーングレー。
ぼくは基本的に明るい色とくに原色が好きで、メタリックカラーはあまり好きではないのですが、「その車に似合う色」を選ぶということも常々考えており、今回のマツダ・ロードスターRFにおいても同様の選択を行っています(マツダ・ロードスターRFのカタログによると、ボディカラーもフォルムのひとつ?のような記載がある。凹凸や抑揚を表現する、という意味ではこれは正しいと思う。なお形状ががわかりやすいという意味でダークグレーメタリックはコンセプトカーなど複雑なデザインを持つ車によく採用される)。
なお、マツダのホームページ上でも、最近の車はみなソウルレッドプレミアムメタリックをイメージカラーに採用しているのに対し、ロードスターRFのみはマシーングレーを採用していますね。
購入時オプションとして、フロントアンダースカート、トランクスポイラー、サイドアンダースカート、リアアンダースカートを選択していますが、これらは機能面よりも視覚的要素で選んだもの。
グロスブラック塗装でも良いですが、マットシルバーにペイントし、ボディカラーのマシングレーとの対比を楽しみたいと考えています(塗装費用は+12万円くらい?)。
ホイールはBBSが入っており、カラーはダーク調となっているので、これはペイントせずにそのまま。
正直言うと車高は落としたいのですが、せっかくビルシュタインが入っているので、これもこのまま。
ブレーキキャリパーはブレンボのレッドなので、これもそのまま。
あと手を加えるのはカーナビ(SDカードで4万円ちょっと)、ドライブレコーダーとレーダー探知機(あわせて5万円くらいか)、ドアミラーもアンダースカートに合わせてマットシルバーにペイント(2万円くらい?)、これもマットシルバーのダブルストライプを入れよう、と考えています(ストライプは自分で貼るので材料費5000円位)。
これらでざっと8万円程度。
ほかだと純正オプションでマツダスピードの「パフォーマンスバー」を入れようと考えています。
これはフロアを「縦」に補強するものですが、オープンであるロードスターRFには必須ではないかと考えています(7万円くらい)。
というのも、やはり試乗時にはボディのねじれを感じることになり、これは防いでおきたい、と思うのですね。
ロードスターRFはソフトトップのロードスターに比べてリアセクションの剛性が(ルーフがあるぶん)高いと考えますが、そのために路面からの入力の「逃げ場」がフロアに集中していると思われ、そのためにソフトトップ版よりも「ねじれ」を感じるのかもしれません。
その他にも補強パーツとしては「ストラットバー(フロントストラット間をつなぐ)」、「ロアアームバー」がありますが、これらはおそらくフロント周りの剛性を上げることになるので、逆に他の部分へと力がかかることになり、となると上述のような「ねじれ」を逆に強く感じることになる可能性もあり、これらの装着は見送り。
その他細かいところですが、マフラーエンドはちょっと貧弱なので、これは市販のマフラーカッターなど装着したいところですね。
こういった細々としたものを入れると購入後に+27万円ほど必要になり、予算としては487万円ほど。
初代ロードスターの価格が170万円程度であったことを考えると驚きを禁じえませんが、これも時代の流れと言えるでしょうね。
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