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すごく欲しくて買ってみても、購入後にあまり愛着を感じない車があるのはなぜだろう

2017/12/04

「欲しい」ということと、「愛情」を感じるかどうかは別問題

ぼくが購入した車の中には「すごくほしくて買った」のに実際に所有してみるとあまり愛着が湧かなかったり、「他との競合の結果、妥協で」買った割にはすごく大切にしたものがあります。

前者の代表例はホンダ・プレリュード(BB)。
スタイルがとても気に入って、そしてパワフルでもあって、すごく欲しくて、やっと買ったのに、実際に買ってみるといつまでも借り物のような気がしていて、気に入らなかったわけでもないのに、なんとなく自分のもののような気がしなかったのです(それまで乗っていたBAプレリュードはすごく気に入っていたし、自分の車だという実感があった)。

気に入って買ったからといって、必ずしも愛着を感じるわけではない

それと逆なのがフェアレディZ。購入時は指名買いではなく、「トヨタ・スープラ、三菱GTO、ホンダ・レジェンドクーペ、日産フェアレディZ」という候補があったものの、資金的な理由でぼくはフェアレディZを選択。
しかしながら買ってみるとその日からまるでぼくの手足のようになじんで、結局はいちばん改造し、そしていちばん手をかけた車となりました。

(フェアレディZの次に購入した)BMW Z3も前者に近い例で、Z3に感じていた違和感はずっと消えず、「やっぱりZでないとだめなのか・・・」と思ったことも。
そんなこともあって、その後のポルシェ・ボクスターはじめ高額な車を購入するときには一抹の不安があったのも事実。
「買ってみて気に入らなかったらどうしよう」と。

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もちろん不安を払拭するために何度も試乗をしたりしますし、そこで気に入った上での購入であったとしても、購入前と購入後の気持ちのギャップが少なからず存在することを経験上よくわかっているので、実際に自分のガレージに納めた後に気に入らなかったら?と考えるのですね。

もうひとつ不安を取り除くために有効なのが、「他の選択肢の試乗」。
購入前により多くの選択肢を考慮するということで、「その車」に気持ちが向かっていたとしても「いやちょっと待てよ。こっちも見といたほうがいい」と自分に言い聞かせ、他の車も検討してみるわけです(なにか車を買おうと考えたとき、ぼくはあまり他の車を選択に入れなくなる傾向がある)。
結果として「別の選択肢」へと急遽購入対象を変更したこともあり、とにかく「選択肢」を広く持つことが重要だ、とぼくは考えています。※男女関係においてもそれは同じだと考えられる

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なお、「それでも購入後に愛着を感じることができない」という現象については未だその理由や原因は不明。
考えるのが面倒なので「相性」ということで片付けようと考えていますが、これは車だけではなく服でも同じ。
すごく欲しくて買ったのに「なぜかあまり着ようと思えない」服や、「なんとなく」買ったのに着るのが楽しく、しょっちゅう着てしまう服もあるわけですね(腕時計も同じで、ぼくはロレックス・デイトナには馴染めない。デイトナが好きで3回も購入しているのに、毎回あまり身につけたいとは思わない)。

工業製品は魂を持たない「モノ」ではありますが、人と人とのように「合う、合わない」「一緒にいて(使っていて)楽しい/楽しくない」という差があるのは非常に不思議。
そう考えると「モノ」といえどもなんらかの魂はあるのだろう、とぼくは考えています。

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