ランボルギーニがボローニャ空港内の「働くクルマ」としてウラカンEVOを提供！作業用車をイメージしたマットグリーンとオレンジにペイントされる

｜　担当する業務は「到着した航空機を空港内で案内する」こと、任期は2022年1月まで　｜

そのデザインは特別にランボルギーニのデザインスタジオによって行われている

ランボルギーニが「ウラカンEVOをイタリア・ボローニャ空港内での「フォローミーカー（Follow Me Car）」に提供した」と発表。

なお、ランボルギーニとボローニャ空港とは密接なパートナーシップ関係にあり、これまでにも7台以上の「フォローミーカー」を提供しています。

このフォローミーカーとは、空港内で発着陸を行なう航空機を案内する役目をおおせつかうクルマのことで、そのために必要なライトバーをルーフに、そして管制塔との交信が可能な無線をインテリアに備えているようですね。

このウラカンEVOが任務にあたるのは2022年1月7日までとアナウンスされており、おおよそ1代あたりの任期はおおよそ1年〜2年に限定される模様。

ランボルギーニ・ウラカンEVO「フォローミーカー」はこんな仕様を持っている

このウラカンEVOフォローミーカーはランボルギーニのデザインスタジオ、チェントロ・スティーレによって特別にデザインされ、「航空機待機エリアの操作車両を彷彿とさせる」ヴェルデグリーンタービンマット（グリーン）のボディカラーにブラック、そしてアランチョマット（オレンジ）のアクセントが付与されています。

この「マットなミリタリーっぽいカラーとオレンジ」の組み合わせは、ウラカン最初の限定モデル、「アヴィオ」のバリエーションのひとつを連想させますね。

搭載されるエンジンやスペックに変わりはなく、5.2リッターV10、そして出力は640馬力、トランスミッションは7速DCT、駆動方式は4WD（雨天や悪天候でも安心）。

なお、ドア側面には「Follow Me in Our Beautiful Country」の文字があり、ちょっとしたヒネリがあるようです。

できれば近うちにランボルギーニ本社を訪れたいと考えていますが、現在コロナ禍ということもあって、その計画は「早くても来年」になりそう。

運が良ければ、このウラカンEVO「フォローミーカー」を見ることができるかもしれませんね。

これまでにはこんな「フォローミーカー」も

上述の通り、ランボルギーニはこれまでにもボローニャ空港におけるフォローミーカーを提供してきましたが、過去にはこういったフォローミーカーも。

ボディサイドにはランボルギーニが好んで使用する「Yアロー」が採用されています。

いずれもチェントロスティーレによってデザインされ、ボディサイドのメッセージも都度変わっているようですね（この個体には「WELCOME TO BOLOGNA, WELCOME TO ITALY」とあり、カラーリングも歴代の中でもっとも大胆）。

こちらはウラカンEVO RWD。

戦闘機的な印象も受けます。

ウラカンLP610-4のドアにはボローニャの町並みがシルエットにて再現。

なお、ランボルギーニは過去にアヴェンタドールをフォローミーカーとして使用していたことがあり、これはルックスマートによるそのミニカー（ボローニャ空港にて購入してきた）。

合わせて読みたい、関連投稿

参照：Lamborghini