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ロータスが欧州に専用拠点「エヴァイヤ・センター」を開設。ほぼ「購入や納車の話を聞いたことがない」エレクトリックハイパーカーの販売をテコ入れ

ロータス エヴァイヤのエクステリア(オレンジ、走行、フロント)
Lotus

| 最高出力2,000PS超えピュアEVハイパーカーの最新販売体制とは |

このままでは存在すら忘れ去られそうである

イギリスのスポーツカー名門ブランドであるロータス・カーズ(Lotus Cars)。

今回、ブランドの最高峰ピュアEVハイパーカー「エヴァイヤ(Evija)」の販売・顧客体験をさらに強化するため、欧州全域をカバーする3つの専任拠点「エヴァイヤ・センター(Evija Centre)」を指定したことを発表しています。

今回の発表は、北欧・中欧・南欧の各地域で実績を持つトップディーラーを独占パートナーとして選任するもので、ロータスの伝統的な本拠地である英国ヘセル(Hethel)のスピリットを各国で直接体感できる体制を整え、ハイパーカー市場におけるブランド価値の最大化を図る、とアナウンスされています。

なお、デンマークではすでに欧州第1号車となるエヴァイヤの顧客納車が完了しており、各センターを通じた特別なオーナーシップ展開が本格的に始動していることについても言及されており、ここで今回のプレスリリースの内容を見てみましょう。

ロータス エヴァイヤ(シルバー)のリア
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この記事の要約

  • ロータス・カーズが欧州(北欧・中欧・南欧)の主要3拠点に専任販売代理店「Evija Centre」を新設
  • オーナー向けに英ヘセル本社でのサーキット試乗や開発チームとの面談を含む限定体験プログラムを提供
  • 最高出力2,000PSを超えるフル電動ハイパーカー「エヴァイヤ」の納車開始に伴い、超ハイエンド顧客へのサービス体制を本格化させる
ロータス エヴァイヤのフロント(シルバー)
Lotus

ロータスが欧州で展開するハイパーカー「エヴァイヤ」の新たな販売戦略

欧州3地域における「エヴァイヤ・センター」の担当拠点

今回選ばれた3社のパートナー企業と、それぞれがカバーする担当エリアは以下の通りとなっています。

エヴァイヤ・センター名担当地域対象国
MY GARAGE A/S北欧エリアデンマーク、スウェーデン、ノルウェー、フィンランド
AUTOHAUS WEEBER GmbH中欧エリアドイツ、スイス、ベネルクス三国、東欧各諸国
GINO S.p.A.南欧エリアイタリア、フランス/モナコ、スペイン、ポルトガル、ギリシャ

各専任ディーラーは単なる販売窓口にとどまらず、ヘセル本社の延長線として、顧客一人ひとりに寄り添ったビスポーク(テイラーメイド)の購入・所有体験を提供するといい、「濃密な」エヴァイヤ体験を期待できそうですね。

ロータス エヴァイヤのエクステリア(シルバー、リア)
Lotus

ロータス・エヴァイヤの圧倒的なスペックとデザイン特徴

ロータス・エヴァイヤは、同社が培ってきたモータースポーツ技術と最先端の電動化技術が融合した世界屈指のハイパーカーであり・・・。

項目スペック・詳細
パワーユニット4モーター(各輪独立制御 AWD)
最高出力2,000 PS(約1,973 hp / 1,471 kW)以上
最大トルク1,704 Nm
0-100km/h 加速3.0秒未満
最高速度320 km/h 以上
シャシー構造超軽量カーボンファイバー製モノコック
生産台数世界限定 130台

デザインとエアロダイナミクスの特徴

外観だと「Lightness(軽量化)」と「Aerodynamic Efficiency(空力効率)」を徹底追求したデザインが特徴で、車体側面からリアへと大きく貫通する巨大なベンチュリトンネル(ベンチュリダクト)を装備し、高いダウンフォースと空気抵抗の低減を両立させていることが最大のトピック。

そしてインテリアにはF1スタイルのステアリングやカーボンシェルシートが採用され、最先端のレーシング技テクノロジーを直接味わうことが可能です。

ロータス エヴァイヤのインテリア
Lotus

競合ハイパーカーとの比較と市場における位置付け

エヴァイヤは、ハイパーEV市場や超高価格帯プレミアム市場において独自の立ち位置を確立していて・・・。

  • リマック・ネヴェーラ(Rimac Nevera)との比較:同様に4モーターで2,000PS級を誇る電動ハイパーカーとして比較されるものの、エヴァイヤはロータスならではの「ハンドリングと軽量化思想」に重きを置いており、カーボンファイバー製モノコックによる車体構成と空力設計をもって「サーキットでの応答性」を極限まで高めている
  • 内燃機関ハイパーカー(BugattiやPaganiなど)との比較:大排気量マルチシリンダーエンジンを搭載する伝統的なハイパーカーに対し、エヴァイヤは瞬時に最大トルクを立ち上げる完全電動パワートレインを採用。次世代のラグジュアリーパフォーマンスの方向性を提示する象徴的モデルとなっている

ただしそれでも存在感が希薄であることは間違いなく、それが今回の「エヴァイヤ・センター」の立ち上げにつながったのだとは思われますが、リマックのように「なんらかの記録を樹立する」こともまた有用なプロモーションとなるのではないか、とも考えています。※いずれにせよ、話題性に乏しいという事実は否めない

ロータス・エヴァイヤ(JPSカラー)
Lotus

補足情報・オーナー向け特別体験「Hethel Immersion Experience」

今回のネットワーク構築に伴い、適格な見込み客やオーナーに対して特別な体験プログラム「ヘセル・イマージョン・エクスペリエンス(Hethel Immersion Experience)」が提供される点も見逃せない点。

  • ヘセル工場の裏側ツアー: 熟練の職人や技術者が手作業で組み上げる生産ラインを見学
  • Pro Driver同行走行: ロータスの専属プロドライバーが同乗し、テストトラックやロードコースで車両の性能を限界まで体験
  • 開発チームとの対話: エヴァイヤの設計・エンジニアリングを担当したエキスパートと直接コミュニケーションを図るセッション

このように、単にクルマを購入するだけでなく、メーカーの歴史や技術開発の深部にまで踏み込めるエクスクルーシブな顧客エンゲージメントが用意されている、というわけですね。

結論

ロータスが欧州に展開する「エヴァイヤ・センター」の設立は、限定130台のハイパーカーを手にする特別なオーナーたちに対し、最高峰のカスタマーサービスを約束するもの。

伝統のヘセル本社と各地域の専門パートナーが密接に連携することで、ブランドの革新性とモータースポーツスピリットをよりダイレクトに体感できる体制が整うこととなり、電動化時代においてもロータスが掲げる走りのDNAと情熱が「超ハイエンド市場で」存在感を放つことに期待したいと思います。

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参照:Lotus

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