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ランボルギーニ・ウラカンの洗車/メンテナンスグッズを紹介。その方法についても解説してみる

2016/12/07

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さて先日はBMW i3用の洗車グッズを紹介しましたが、今回はランボルギーニ・ウラカン編。
上の画像は通称「ウラカン・セット」で、バケツ自体はオートバックスで購入してきたもの。
この中に洗車用品を入れているわけですが、中身は①台所用洗剤、②ボディ上部用マクロファイバーウエス、③ボディ下部用マイクロファイバーウエス、④ホイール表側用マイクロファイバーウエス、⑤ホイール内側用マイクロファイバーウエス。

ぼくが考える「ボディ上下」は下の画像の通りで、大まかにはプレスラインに沿って「上下」を分けています。
ウラカンのプレスラインはBMW i3とは異なり、おそらく「汚れを跳ね上げないように」などという実用性を考えておらず、「格好いいから」という理由だけで設けられていると思いますが、一応の区別としてぼくは捉え、部位ごとに色を分けたマイクロファイバーウエスを使用。

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マイクロファイバーウエスを使用するのは、それが「最も塗装面に対する攻撃力が低いから」と考えているためで、さらにはなるべく毛足が長く、泡をより多く含有できるようなウエスを選んでいます。

バケツの中に台所用洗剤を入れ、その後に水を入れて泡立てたものをウエスに取ってあらかじめ水をかけておいたボディを洗うという段取りですが、水の節約という意味でぼくは水をかけながら洗うことはしていません。

なおボディカラーがホイワイトということもあり、パネルとパネルの隙間にたまった汚れが目立ちがちなのですが、ヘッドライトとボディ、ウインカーやサイドマーカーとボディ、ドアノブ周辺、モールと塗装面の境界などは指先にウエスを巻きつけて爪先を使用しながら洗います(そのためぼくは右手人差し指の爪をちょっとだけ伸ばしている)。

拭き取りに関しては洗車後にまずブロワーで水を飛ばしますが、使用するのはブラック&デッカーの製品。
コードレスなので持ち運びの自由度が高くなっているものの、洗車前には忘れずに充電しておく必要がありますね。
なお、さほど風量が強くなく、完全に水を飛ばすとまでは行かず、残った水分は別途ウエスで拭き取ることになりますが、ブロワーが便利だと感じるのはホイールなど込み入った構造の部分やパネルの継ぎ目などの水を飛ばすとき。
こういった部分は水が溜まったりしがちで拭いても拭いても水が出てくるのですが、ブロワーだと一気にこれらを飛ばせます。

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ここから拭き取り用ウエスの出番ですが、これはプロテクションリキッド(⑥)の塗り込み兼水分吸収用マイクロファイバーウエス(⑦)と乾拭き用ウエス(⑧)を使用します。
プロテクションリキッドはカービューティーマックスさんでガラスコーティング「アルティメイト・プロ」を施工していただいた時にメンテ用として付けてもらったもの。
ウエスは2枚とも同じで、いきなり乾いたウエスをボディに擦り付けるのもちょっと傷がつきそうなので、まずは水分の残っていることを軽く拭いてウエスに水分を含ませ、さらに絞ってその水分を除去したのちにプロテクションリキッドをウエス⑦にスプレーしてさっと塗装面を撫でるように拭き上げます。
その後に使用するのが乾拭き用ウエス⑧ですが、これはその前に塗装面を拭いた後、ボディ表面の水分が乾くか乾かないかというタイミングで使用。
完全に水分とプロテクションリキッドの成分が乾いてからだと簡単に拭き取れなくなり、その場合にボディを擦ったりすると塗装面に傷がつく恐れがあるためです。
この「乾ききらないタイミング」は季節や気温によって異なり、洗車の都度判断が必要。

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このウエスは「使い切り」で再利用しませんが、理由としてはプロテクションリキッドにガラスコーティングの成分が入っているため。
この成分は硬化すると文字どおりガラスに近い硬さを持つことになるので、使用後に乾燥したウエスを使用すると塗装面に傷をつけることになります。

よってボディを拭き上げたのちは乾燥する前に樹脂部分の手入れを行うのに使用するか、綺麗な部分があればカットしてボディパネルの隙間に突っ込んで「流れ出てくる」水を吸わせるのに使用。

ここからは樹脂部分の手入れですが、結構ウラカンは樹脂パーツが多いですね。
ウインドウのモールもそうですが、フロントのラッピング部分も樹脂パーツにカウントしており、リアディフューザーも樹脂パーツと捉えています(厳密には半光沢の塗装が施されているだけで樹脂むき出しではない)。
これら部分はマイクロファイバーウエス⑦、つまりプロテクションリキッド塗り込み用に使用したものに⑨グリオズ・ガレージのビニール&ラバードレッシングをスプレーして樹脂部をなぞります。
このとき注意する必要があるのはこの「ビニール&ラバードレッシング」がボディにつかないようにすることで、ボディに付着するとなかなか落ちません(そこだけ輝きが鈍くなるので目立つ)。

その後はこのウエスに⑩ブリジストン製タイヤワックスをスプレーしてタイヤ表面のメンテナンス。
ウラカンのブレーキはカーボンセラミックローターを使用しているために鉄粉が出ず、タイヤが汚れにくいのが嬉しいところ。
鉄粉がタイヤに付着するとなかなか落ちず、定期手にブラシでタイヤを擦る必要がありますが、ウラカンの場合はその必要がない、ということです。

タイヤ表面のメンテナンスが終わったのちは同じウエス⑦を使用してホイールハウス内側の樹脂部分を同じくタイヤワックスを使用して拭きあげますが、この際にはタイヤワックスがトレッド面につかないように要注意(トレッド面にワックスがつくとタイヤが滑って危険)。
なおタイヤに光沢を持たせるケミカルは数多く販売されていますが、中にはタイヤの天然ゴム成分を劣化させる製品もあり、これはウラカンのようなハイパフォーマンスカーにとって重要な問題なので、タイヤメーカーである「ブリジストン」の開発したケミカルを一貫して使用するようにしています。

この後はウエス⑧を使用してホイールや、意図せずに流れ出てきた水を拭きあげて洗車終了。
このウエス⑧は乾燥させたのちに幾つかに切り刻んで次回洗車時にパネルの隙間に詰めて水分を吸収させます。

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一通り洗車が終わると室内ですが、改造した掃除機を使用。
これはコードレスではなく予算の都合で「コード付き」。
室内に掃除機をかける時にはこのコードがサイドシルに当たって塗装を痛める可能性があり、サイドシルにはあらかじめウエスを被せるようにしていますが、それでもコードがサイドシルに触れないよう、ぼくは掃除機のコードを肩にかけるようにして「背負った」状態で掃除機をかけています。

シートや内装樹脂パーツについては改めてメンテナンス方法等を記載したいと思います。

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