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| ホンダがLA28 ロサンゼルス オリンピックの創設パートナーに就任 |
ホンダの最新EVラインアップが五輪をサポート
2028年に開催されるロサンゼルス・オリンピックおよびパラリンピックにおいて、アメリカン・ホンダが「創設パートナー(Founding Partner)」として名を連ねることが公式に発表。
この提携により、ホンダはTeam USA(アメリカ代表選手団)や関係者に向けた交通支援を全面的に提供することになり、特に注目すべきは、ホンダが開発を進めている新型EV「0シリーズ」と、アキュラ初の自社開発EV「アキュラ RSX」の活用です。
LA28で活用される予定の主なEVモデル:
「0シリーズ サルーン」および「0シリーズ SUV」の市販モデルは2026年に市場へと投入される予定で、アキュラRSXのデビュー予定は2025年。
つまりホンダ/アキュラはここから相次ぎ重要なモデルを発売するということになり、よってオリンピックはこれらを宣伝する「格好の舞台」として使用されるわけですが、これらの車両は選手・関係者の移動支援に使われるほか、競技のペースカーや会場内モビリティとしても活用される予定だとも説明されています。
Honda presented the first two models in the company’s new 0 Series line of EVs at #CES2025. Honda also debuted its original vehicle operating system (OS) for use in Honda 0 Series models.
— Honda (@Honda) January 7, 2025
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モビリティだけじゃない!ホンダの“全社支援”
さらにホンダは四輪車だけでなく、モータースポーツ部門・マリン部門・パワースポーツ部門まで、全社をあげてLA28をサポートする計画についても公表済みで、「モトコンパクト」の活用もアナウンスされています。
- Honda Marine:ボートや船外機が水上競技を支援
- Honda Powersports:バイクやスクーターがロード競技の安全車両に
- ATV・サイドバイサイド車:会場設営や裏方で活躍
- 電動スクーター「モトコンパクト(Motocompacto)」:現地での短距離移動用に配備
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ホンダはアスリート支援として100万ドルを拠出
ホンダはモビリティ提供にとどまらず、将来のオリンピック選手やパラリンピック選手の支援として、100万ドル(約1.5億円)の資金を拠出することも発表し、この支援金は、スポーツを通じて人々が「人生の可能性を最大限に引き出す」ことを目的とした各種団体に向けて提供される予定だそうですが、ホンダは過去にも2024年パリ大会で3名のパラリンピック選手を支援しており、そのうちの一人、スザンナ・スカロニ選手(T54女子5000m金メダリスト)はLA28での再挑戦を表明しています。
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まとめ:ホンダのLA28パートナーシップは未来志向の一歩
ホンダがLA28の創設パートナーとして提供するのは、単なる“スポンサーシップ”ではなく、次世代モビリティとスポーツを融合させた未来志向の社会貢献。
よってロサンゼルスオリンピック2028は「これからの都市型スポーツイベントとモビリティの在り方」を示すグローバルなモデルケースとなると目されています。
- 電動モビリティの実地投入(0シリーズ、RSX、モトコンパクト)
- 全社をあげたモータースポーツ&マリンサポート
- アスリート育成支援に向けた資金提供
ホンダがLA28オリンピックに向けたイメージ動画はこちら
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