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「理想の車づくり」に情熱をかけた男。3年の歳月をかけてついに子供の頃からの夢の車を作り上げる

2017/01/29

南アフリカにて、子供の頃から夢に思い描いていた車をハンドメイドで作ってしまった男(MOSES NGOBENIさん)が登場。
細かいパーツまでは自作することができず流用を行っていますが、それでもこれだけの車を仕上げるとは驚くべき情熱だと言えますね。
なお製造にかかった期間は3年、費やしたコストは200万円、とのこと。

こんな感じでエンジンはBMW318から、など多くの流用パーツが見られるものの、それらを組み合わせて時速250キロで走ることができる車を作ったというのは驚き以外の何物でもありません。

まずはこんな風にスケッチを描いて・・・

フレームを作成(凄いなこの人)。

動画によるとリアウインドウは1986年のマツダ323、サイドウインドウは2005年のBMW M3、ヘッドライトは2011年のアウディTT、テールランプは2015年の日産R35GT-R、フロントウインドウはVWキャディからの流用とのことですが、フレームや外板は自作しており、まさにこの車は彼の情熱の塊といったところですね。

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どうしてこうなった?2300人の意見を聞いて作った「理想の車」が奇っ怪でしかない件

| マーケティングの無意味さをここに見た |

時々行われる「好きな車のパーツを集めた、理想の車」。
昨年はイギリスの保険会社がこのアンケートを行っていたものの、今年公開したのは中古車買取業者と思われる「webuyanycar.com」。
アンケートに回答したのは2300人で、それぞれが好きな車の好きな部位を選んだ結果を混ぜたらこうなった、というのが上の画像です。

ざっと見るとベントレーのエンブレム、アルファロメオ・ジュリアのフロント、アウディR8のサイド、ランボルギーニ・ウルスっぽいフェンダーアーチ、ランボルギーニ・ガヤルドのリアウイング、BMW6シリーズのテールランプ、ホンダ・シビック・タイプRのホイール、ヒュンダイi30のテールパイプ、そしてボディカラーは「エレクトリック・ブルー」。

人の意見を聞くことがいいとは限らない

まさに奇っ怪なキメラと言った感じですが、要は「人びとの好き勝手な意見を取り入れるとこうなる」ということで、これはけっこう面白い事実を示している、と思うのですね。

たとえばある企業が新製品を開発しようとして、市場調査によって様々な人の意見を採り入れ、それを盲信すると「オッシャ、これで売れる!」と考えてつくった製品が「こういった」よくわからないものとなってしまう可能性が高いのだとと思います。

多くの人々に受け入れられようと意見を聞いたがために、結果として「誰にも訴求できないものとなってしまった」というのはまさに皮肉としか表現のしようがなく、市場調査の無意味さをここに見たような気も。※もちろん今回の調査は「より良い車」をつくろうとしたものではないし、むしろ一種のアイロニーを込めたものなのかも

よって、何かを成し遂げようとするならば、人の意見を聞くよりも、いかに自分の信念を貫くかのほうが大切なのだろう、と考えたりします。

言い換えれば、いかに人々の歓心を買おうとするかに腐心するよりも、自分らしさを追求したほうがよりよい結果が訪れるかもしれない、ということですね。

これがイギリス人の好きなデザインだ。保険会社がアンケートをもとに作成

保険会社が2004人を対象に「イギリス人が偉大だと思う車の部位のデザイン」を集計し、それを寄せ集めたのがこの車。
なんとも恐ろしい外観でウナギイヌのようなルックスですね。

なお、その「部位」は下記の通り。
対象はイギリス人ですが、イギリスのカーメーカーは5社で、あとはイタリアとドイツ、フランスのメーカーというのも面白い結果です。

フロント・・・アストンマーティンDB9
リアエンド・・・トライアンフ スピットファイア
サイド・・・ランボルギーニ・ガヤルド(画像ではウラカンとなっている)
ヘッドライト・・・ミニクーパー
テールランプ・・・アウディA1
ドア・・・ロールスロイス・ファントム
ホイール・・・レンジローバー・イヴォーク
ミラー・・・シトロエンC4ピカソ

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