BMW i3を購入した時に作ったBMWダイナース・クラブカード。
これは限度額ナシのカードなのですが、保険やトラベル、グルメ関連のサービスが充実しているのが特徴。
特に「ダイナースクラブ・エグゼクティブ・ダイニング」というプログラムはダイナースの選ぶレストランで所定のコース料理を2名以上で頼むと、1名分が無料になるというもので、何回か利用すればすぐにモトが取れそうです。
これは驚異のサービスとしか言いようが無く、ダイナースカード保有者を獲得したいと考える料亭やレストランが自腹を切って一人分を無料にするわけですが、ダイナースカード保有者は接待や家族、その他法人需要で利用する機会が多いと考えられ、その客筋を掴みたいのでしょうね。
加えて、空港から自宅までスーツケースの配送が1個に限り無料であったり、空港パーキングが格安で利用できたり、もちろん空港ラウンジも無料で利用できたり、と何かと使いでがありそう。
ぼくは今までメインでは楽天プレミアムカード(年会費10800円)、サブとしてEneosカードを使用してきました。
楽天プレミアムカードは保険が充実していること、楽天での買い物等に有利なことから選んでいたのですが、BMWダイナースカードがあれば、トラベルや保険はダイナースのほうが手厚く保護されることになります。
かつ、買い物時のポイントもダイナースと楽天は同じ率ということになり(しかもBMWダイナースカードは現金もしくは利用金額との相殺にて返してくれる)、完全にダイナースと楽天プレミアムカードは「かぶってしまっている」ことに。
楽天プレミアムカードには「プライオリティ・パス」を付けていたのですが、これもダイナースの空港ラウンジ無料使用でカバーできますね(確認したところ、プライオリティ・パスよりも主要空港においては充実度が高い)。
ダイナースは年会費27000円、楽天は18000円という差はありますが、旅行時の保護等考えるとその差はぐっと縮まります。
もうひとつ、サブとして使用しているEneosカードですが、こちらは年会費1250円。
こちらは何がメリットかというと、これは利用金額が月7万円に達するとリッター7円ガソリンを値引いてくれるということで、ぼくは公共料金の支払いなどをここに集中させ、毎月7万円を定期的に利用するようにしていたわけです。
ぼくはガソリンを毎月3万円ほど使用していたので、この割引に非常に大きなメリットを感じていたのですが、BMW i3を購入したことでガソリンの消費量が減ってしまい、ランニングコストをすべて算出しシミュレートした結果、この(エネオスの)割引分を他カードのポイント還元に充てるほうが有利となる状態になったわけですね。
そこで、毎月の支出や買い物などをすべて計算し、ポイント還元を計算した結果、楽天プレミアムカードとエネオスカードをやめ、ダイナースクラブカードをメインにしてそこにすべてを集中させたほうが有利という結論に達しました。
ただ、ETCカードは複数欲しく、しかし維持費をかけるのは好ましくないので、年会費無料の”無印”楽天カードを作ることに。
そうすることで今までの楽天プレミアムカードの維持費が不要になり、カードの維持費はダイナースの27000円のみに。
かつ、楽天カードはエネオスで給油する時に使用すれば、黙っていてもガソリンがリッターあたり2円引きになるので、トータルで考えるとこの方法がもっとも有利と言えそう。
カードのみの年会費で考えると高額ではありますが、ぼくが年間に支出する費用やライフスタイルを考えると、その年会費を払うことで「回収できる/今まで支払っていたものが安くなる・無料になる」費用というものが多く、今回の選択に至っています。
なお、ぼくはクレジットカードに関してはほとんど興味はなく、ダイナースについても今回入会するまでは「比較的低ランク」のカードだと考えていたのですが、その印象と実際のランクとの差には驚きました。
以前にも記載した記憶がありますが、ランボルギーニがクレジットカードを発行してくれればいいのになあ、とはいつも思います。