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マクラーレン・スピードテールのレビュー解禁!ハイパー”GT”らしく収納スペースはたっぷりあるぞ

2018/10/29

| マクラーレン・スピードテールはやはり「高級GT」と呼ぶにふさわしい作りだった |

先日発表されたばかりのマクラーレン・スピードテールですが、動画レビューが解禁となり、続々その詳細が公開に。
やはりユーチューバーにも優先して公開されたようで、メディア含めて一人(一社)づつマクラーレンからの説明と撮影の時間が与えられたようですね。

なお、マクラーレン・スピードテールは「ハイパーGT」。
サーキットでのパフォーマンスではなく「いかに速く、快適に移動できるか」が考えられており、P1やセナとはまったく異なる方向性のクルマ。

よって「収納スペース」についても考慮がなされているようで、上の画像のように車体後部には「トランク」も設けられています(ほかにマクラーレンが発売するクルマは、ここにトランクを持っていない)。
ちなみにスピードテールの「元祖」ともいえる「F1」は前後オーバーハングへ何かを積むことを嫌い、リアタイヤ前にトランクがあり、つまりはホイールベース内に重量物を収納する構造を持っています。

マクラーレン・スピードテールの細部はこうなっている

マクラーレン・スピードテールのドアは「自動開閉」。
フロントフェンダーとルーフに開閉支点をもつディへドラル・ドアで、頭上部分も一緒に開くので乗降しやすくなっています。

ただし「センターシート」なので普通のクルマのようにドアを開けてそのままシートに腰を下ろすことはできず、ドアを開けてから(ルーフに手をついて体を支えつつ)車内へと足を入れ、歩くようにしてセンターシートへたどり着き、そこで座るということになりそうです。

左右シートの前部分はフロアとシームレス構造に。
メルセデスAMG ONEといい、最近はこういった形状のシートがハイパーカーにおいてはよく見られるようですね。
ちなみにシルバーのツマミを引っ張るとその部分がパカっと前に開き、「小物入れスペース」に変身します。

ダッシュボードは非常にシンプル。
ステアリングホイールにはカーボンコンポジット素材が使用されていますね。

足元は結構狭く、その両脇にあるのはスピーカーなのかもしれません(しかしながら、メリディアン等メーカーのロゴが入っていない)。

パドルには(オプションの)フロントエンブレム同様、積層カーボンが採用に。
インテリアの細部を見るに、スパルタンの「ス」の字もなく、やはりGTカーとしての用途を重要視したつくり、デザインがなされているようですね。

「セナ」で採用されたオーバーヘッドコンソール。
スイッチ類の周辺はカーボンコンポジットですが、折り目の見えるカーボンファイバー素材を使用しなかったのは「レーシーな雰囲気を出したくなかった」からなのかもしれません。

ストップランプはこんな感じで発光。
両脇にある楕円っぽいフタは何なのか不明です。

フロントにも収納スペース。
シートと同色カラー(薄いグレーとオレンジ)の専用ラゲッジが収納されています。

リアディフューザーはかなり「長い」構造。
円形の穴が多数ありますが、この役割は不明(そのうち明かされると思う)。
内装とは異なり、外装に使用されるカーボンは折り目の見える”ヴィジブルカーボン”ですね。

それでは動画を見てみよう

やはりマクラーレンはユーチューバーを重視しており、とくに英国在住のShmee150氏、Mr JWW氏を好んで呼ぶ模様(同じ英国人のSOL氏はまだ動画を公開していない)。

まずはShmee150氏の「Check Out the New McLAREN SPEEDTAIL! | FIRST LOOK」。

そしてMr JWW氏の「NEW McLaren Speedtail Hyper GT! 1000bhp, 250mph, £1.75M Before Tax!」。
マクラーレンの人も出てきてスピードテールを解説してくれます。

そして室内や機能を中心に紹介するトップギア、「FIRST LOOK: McLaren Speedtail | Top Gear」。

やはりカーメディアならではの視点が光る、カーフェクションの「McLaren Speedtail: Global Reveal - Carfection」。

こちらはマクラーレンではなくランボルギーニですが、Shmee150氏がランボルギーニ博物館(ムゼオ・ランボルギーニ)内部、そしてテルツォ・ミッレニオを紹介する動画、「THESE are the RAREST Lamborghinis in the World!」。

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