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新型M3は465馬力、カーボンルーフ、4輪操舵?出力、重量ともM3 CSに比べて優れる数値に

2018/07/20

| 次期BMW M3(G80)は大きな飛躍を遂げそうだ |

BMWは現行M3の「ファイナルバージョン」としてM3史上最強となる454馬力の「M3 CS」を発表していますが、次期M3(G80)はそのM3 CSよりもさらにパワフル、かつ軽量になる、というウワサ。
英国Autocar報じたところでは次世代M3は「スタンダードバージョン」で465馬力を発生するとのことで、M4 GTSで採用された「ウォーターインジェクション(インタークーラーではなく吸気パイプに水を吹きかけて吸気温度を下げる)が導入される、とのこと。※やはり510馬力を誇るアルファロメオ・ジュリア・クアドリフォリオに対抗するものと思われる。ニュルでの”サルーン最速”への挑戦も?

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大きくなるのに軽量化

さらに新型M3の重量についても「M3 CSより改善」つまり軽くなるとされ(カーボンルーフが採用されて1585キロ以下)、これは5シリーズや7シリーズに使用されるCLARプラットフォーム導入による恩恵だとされています(部分的にカーボンファイバーが使用されていて軽量)。
もちろんこの恩恵を受けるのはベースとなる3シリーズ(G20)も同様で、つまり5シリーズや7シリーズが現行世代へと移行した時、もしくはそれ以上の大きな飛躍がある、ということですね。

↓こちらがそのCLARプラットフォーム

なお、次期3シリーズ/M3は全幅が20ミリ、ホイールベースでは60ミリほど拡大されると言われますが、それでも「軽くなる」のにはちょっと驚き。
加えて5シリーズ/M5と同じプラットフォームを採用するということを考えると「後輪ステアリング」の採用可能性も高く、しかし4WDは見送られる、とも。

たしかにBMWははこれまでも「M3/M4にとっては軽量性が重要であり、4WD化や(当面の)ハイブリッド化はない」と発言。
このあたりハイパフォーマンスモデルでは一律に4WD化されるメルセデスAMGやアウディS/RSとは事情が異なり、「それぞれのキャラクターに合った」装備が与えられる、ということになりますね。

トランスミッションについてはおそらく「流れ的に」トルコン式ATのみになる可能性が大。
これはBMW自ら「マニュアル・トランスミッション、DCTともにトルコンATに比べて優位性はない」と述べていることからも想像できますが、これまでのスパイフォトから推測するに新型3シリーズ/M3は外観/内装ともに現行モデルと比較した進化幅が大きそうで、「2018年秋」と言われる発表が楽しみですね。

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