さっそくハミルトンが抗議のために装着！IWCがF1チームとのコラボ腕時計「パイロット・ウォッチ・クロノグラフ 41 メルセデスAMG ペトロナスF1」を発表

｜ 現在のところ、日本国内向けの正規在庫が残っているようだ ｜

ハミルトンが実際に装着しているのを見ると、「かなり目立つ」もよう

さて、2013年から長きに渡りメルセデスAMGとのパートナーシップ契約を結んでいる腕時計メーカー「IWC」。

今回メルセデスAMGペトロナスF1チームとのコラボ腕時計「パイロット・ウォッチ・クロノグラフ 41 “MERCEDES-AMG PETRONAS FORMULA ONE TEAM（Ref.
IW388108 / 990,000円）」を発売しています。

なお、これまでにもメルセデスAMGの市販車とのコラボモデル、ルイス・ハミルトンとのコラボモデル等は存在したものの（ニコ・ロズベルグモデルもあった）、おそらくF1チームとのダイレクトなコラボは今回が初じゃないかと記憶していて、したがってこのグリーンがIWCの腕時計に採用されるのは初めてかもしれません。

ちなみにこの腕時計については、メルセデスAMGペトロナス フォーミュラ・ワン・チームのデザイナー、エアロダイナミクス担当者、レースエンジニア、ストラテジスト、メカニックなどチームメンバーが着用する予定だとアナウンスされています。

パイロット・ウォッチ・クロノグラフ 41 “MERCEDES-AMG PETRONAS FORMULA ONE TEAMのストラップは交換式

このメルセデスF1チームの公式チームウォッチ「パイロット・ウォッチ・クロノグラフ 41 “MERCEDES-AMG PETRONAS FORMULA ONE TEAM」のケース素材はグレード5のチタン製、そして直径は41ミリ。

ケース表面はマシニング加工とサンドブラストによってダークな色調を実現しており、ブラックの文字盤にはグリーンのインデックスと針が採用されています。

ケースバックはスケルトンを採用し、サファイアクリスタルの奥にはIWC自社製キャリバー69385（パワーリザーブは46時間）が覗きます。※サファイアクリスタルにはグリーンにてMERCEDES-AMG PETRONAS FORMULA ONE TEAMの文字が入る

ストラップには容易に交換が可能となる「EasX-CHANGE」を採用し、ブラックのエンボス加工カーフスキン・ストラップとグリーンのラバー・ストラップとを状況や好みに応じて交換可能。

カーフストラップの内側はグリーン、そして表裏にはグリーンのステッチが入ります。

ストラップの交換によって「かなり」印象が変わるようですね。

IWCはなかなかに面白いプロモーション方法を採用

なお、F1ドライバーには腕時計好きが多く、かつてはヤルノ・トゥルーリ、フェリペ・マッサらがレース中にも腕時計を着用していたことで知られるものの、現在は腕時計含むアクセサリーの装着が禁止されており、よってレース中の腕時計仕様はご法度となっています。※ルイス・ハミルトンは、この規則に反発し、マイアミGPではアクセサリージャラジャラ状態、そして左右の腕に合計3本のIWC製腕時計（今回発表のコラボモデル含む）を身に着けて登場している

ただ、IWCはそういった状況でもその存在感をアピールすべく、ドライバーのグローブに腕時計を印刷するというプロモーション方法を採用しており、この方法だとオンボード映像を見ても分かる通り、「しっかり中継画面に映る」わけですね。

さらには「TV映り」を考慮してか実際の腕時計よりも（かなり）大きなサイズでプリントされており、これはなかなかに面白い戦略だと思います（ただ、惜しむらくは、IWCのにはケース形状、ベゼル、文字盤、インデックス、針など、固有のアイコンと言えるものがなく、文字情報や補足なしでは記憶されにくい）。

参考までにですが、ほかのF1チームだと、アルファタウリとエディフィス（カシオ）、ベル＆ロスとアルピーヌ、レベリオンとアルファロメオといったコラボレーションも存在します。※アストンマーティンとジラール・ペルゴはパートナーシップ関係にあるが、それが市販車のみなのか、F1にまで及ぶのかどうかはわからない

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参照：IWC